ワタクシ流☆絵解き館その1 青木繁「海の幸」① イエス・キリストの受難と復活がこの絵に隠されていた! 22 瀬戸風 凪 2021年3月9日 00:01 青木繁は、ユニテリアンと呼ばれる自由キリスト教徒であったことはあまり注目されていない。(ただし入信は「海の幸」を描いた時期よりあとのこと) 青年青木繁がキリスト教やイエスキリストの生涯に惹かれていたのは間違いないことだろう。その視点で見ると「海の幸」を描く青木の胸中にあったものが見えてきた。それを「海の幸」にコメント挿入してみたのがこの図版である。 ルーベンスが描いた「キリストの磔刑」という絵。キリストを突くロンギヌスの槍が描かれている。 魚を担ぐ男の甲に傷?十字架に釘で打ち付けられたイエスを思わせる。 青木を入信させたのは同郷久留米出身のユニヴァサリスト教会牧師で、キリスト教伝道者の赤司 繁太郎(あかし しげたろう1873年9月17日-1965年1月9日)このユニテリアンは、キリスト教から派生しているが、宗教的多元性、多文化の伝統を尊重し同じ教会内でも複数の信仰や活動を認めていて、折衷的宗教であるとされている。(Wikipediaより引用) ΙΧΘΥΣとは「イエス・キリスト・神の・子・救い主」というギリシャ語の頭文字を取るとΙΧΘΥΣ(さかな)の意味になり、魚がキリストを象徴するモチーフである。 ラファエロの描いたイエスが処刑場へと歩む情景。自ら十字架を担がされたイエス。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #イエス・キリスト #海の幸 #青木繁 #明治時代の絵 #新説 #磔刑 22