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【教員】定額働かせ放題から身を守るために#2

教師の働き方改革が叫ばれています。

多忙でしんどいと言うイメージがびっしりついてしまった教育業界。
その中で待遇を改善するための会議が中教審(中央教育審議会)と言う教育の機関で行われました。

教師たちを苦しめているのは、業務の膨大さももちろんありますが、教員の残業代についての法律もまた、教員を苦しめる大きな要因となっているのです。

その法律の名は給特法。

給特法とは、「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」のことで、日本における公立学校の教育職員の給与や労働条件を定めた法律です。
教育職員には、原則的に時間外勤務手当や休日勤務を支給しない代わりに、給料の月額の4%に相当する額を「教職調整額」として支給することが定められています。

これがとても問題になっているのです。

なぜなら、教員の残業時間は非常に多く、過労死ラインを超えている人もいる中で、

月給30万円の人は、月に1,2000円の残業手当しかもらえないからです。

30時間以上の残業は当たり前で、多くの人が40〜50時間の残業を行なっています。
人によっては100時間を超えている人もいます。

そこで今回は、少しでも残業時間を減らすために、私が実践している早く帰るための方法をいくつか紹介します。

前回、大切なポイントを3つ紹介させていただきました。
本日は後半戦です。

皆さんのお役に立てれば幸いです。

4. その日のタスクは羅列しておく

To doリストを作るべし!!!

To doリストを作るかどうかで、仕事の効率は大きく変わります。

なぜなら、人はやるべきことが明確に見えていないと、ついつい怠けてしまう生き物だからです。

やるべき仕事をリスト化しておくことで、今何をしないといけないかが見えてきて、1つずつ集中して終えることができます。

リスト化していないと、1つ仕事が終わるたびにゆっくり休憩してしまう可能性もあります。
それでは仕事は終わらないですよね。

紙に書き出しても良いですし、GoogleのTodoリストというアプリを使っても構いません。

おすすめはアプリです。修正が楽だし、スマホやパソコンを無くさない限り見当たらなくなるということがないので。。。

ぜひ実践してみください。
思った以上に能率が上がりますし、リストを潰すたびに達成感もついてきます。

5.  「後めたい・申し訳ない」に割り切りを

「後めたい・申し訳ない」という気持ちに割り切りをつけることができなければ、早く帰ることはできません。

みんなが頑張っている中で、早く帰るなんて良いのだろうか。。

そう思われた経験がある方も多いかと思います。

実は、他の人もそう思っている場合が多いです。

「早く帰るのは申し訳ない」という空気感が出来上がっているのですね。

その間違った空気感を壊す必要があるのです。

あなたが勇気を出して早く帰る習慣をつければ、他の人も帰りやすくなります。

他の人が早く帰るようになれば、しめたものです。
「早く帰る空気感」というものが生まれますので、それに乗っかってしまえば良いのです。

定時後に帰ることは、何も悪いことではありません。

当たり前のことを、当たり前のようにできるようにしましょう。
(教員がよく生徒にいうセリフですね。)

6. 何事も備えすぎない

帰るのが遅い人の特徴に、「完璧主義」というものがあります。
全てのことを完璧にしようとしすぎるがあまりに、本来やらなくて良いタスクが増え、その分帰る時間が遅れてしまうのです。

例えば、「生徒への連絡」なんかも良い例でしょう。

完璧主義の先生は、HRで伝え、ネット上のクラスルームでもアップし、欠席の子がいたら一人一人家に電話をかけて報告します。

確かに丁寧ですが、時間がかかりすぎます。

欠席の子に対しては、必ずクラスルームを見るように伝えれば良いですし、無欠席の状態でHRで伝えたのなら、わざわざ二重でパソコンでも伝える必要はありません。

授業の質問対応なども同じことが言えます。

本当に心配性な先生は、やっている単元について、問題集の問題を隅々まで解いて、どの問題が質問で来ても良いように備えます。

これ、かけた労力に対して、得られる成果としては非常にコスパが悪いです。

聞かれるかどうかもわからないものに時間をかけていては、定時で帰ることなど無理でしょう。

「本当に必要なことに手を抜かない。」

これさえできていれば問題ありません。


1分1秒を大切にして、なんとしてでも定時で帰りましょう!

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