理科を学ぶ意義について🧪🥼
こんちは!ポジティブ先生です🔥
さて、本日は「理科を学ぶ意義」について解説させて頂きます。
理科は好き嫌いが極端に分かれる教科です。
今回の記事を読めば、なぜお子さんが理科があまり好きではないのか分かるきっかけとなるかもしれません。
さっそく見ていきましょう!
結論から先に申し上げます。
ズバリ、理科を学ぶ意義は、
「この世の事象を好奇心と論理性をもって解き明かす」ことです。
どういうことでしょうか。
この世はありとあらゆる事象で溢れています。
・ものが燃える
・雲や霧ができる
・地震が起きる
・親と子で身体や性格が良く似る
・遠くにいる人とスマホでやり取りできる
挙げればキリがありません。
しかし、これらの事象は全て、理科の知識を使えば論理的に説明可能なのです。
ものが燃えるのは酸素と化合するためであり、酸素がない場所でいくら燃やそうとしても燃えません。
霧や雲も気体として存在していた水が液体に変わったことにより生じるため、圧力を急激に下げてやることにより、人工的に雲を作り出すことができます。
このように、ありとあらゆる事象には、論理的に起こりうる理由があります。
その事象が起こる理由を突き止めることが、理科の醍醐味と言えるでしょう。
そして何より、この世の事象を解明することは、我々の知的好奇心をくすぐります。
透明なものどうしを混ぜたのに急に赤色になったり、ガスバーナーで青色の炎が、突如青緑色になったりしたら、「おお〜!」と思わず声が出てしまいます。
理科の根本には、われわれの好奇心を駆り立てるタネが潜んでいると言っても良いでしょう。
「この場合は〇〇になった。なんでだろうか。じゃあ次に〇〇したらどうなるんだろう?」
このように、一度好奇心を駆り立てられてしまったら、もう理科の虜にならざるを得ません。
気が済むまでとことん追求しようとします。
普段授業にあまりやる気がない子も、理科の実験の時はやる気満々なのは、この「好奇心を駆り立てられている」ことが要因でしょう。
理科にはそれだけのパワーがあるということです。
したがって、理科を学ぶ際は、
「事象ファースト」でやることが望ましいです。
そして事象を確認した後は、
・なぜその事象が起きたのか
・〇〇の場合はどうなるのか
これらについて考える時間をとりましょう。
理科嫌いの子が増えている要因として、事象ファーストでやっていないということが考えられます。
事象は口頭で済ませて、論理性のところばかりやらせると嫌になってしまいます。
論理的思考が得意な子は大丈夫ですが、理科の醍醐味は好奇心です。
好奇心を忘れないような授業を教員たちはする必要があるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
理科を学ぶ意義について少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは、また来週!