弱点は最強の武器!POSITIVE RYUTA!#01
POSITIVEの物語
1. 名言集
ウィンストン・チャーチル
「成功とは、失敗を重ねても情熱を失わないことだ。」ネルソン・マンデラ
「恐れを知らない人間などいない。ただ、恐怖を乗り越える勇気があるかどうかだ。」マハトマ・ガンジー
「あなたの行動があなたの思想を反映する。」
2. 幼少期の試練と幸福
1982年1月14日、愛知県旧渥美郡渥美町(現在の田原市)に生まれました。幼少期は貧しい家庭で育ち、知り合いの家の間借りや離れを借りて住むことが多く、ボットン便所の木造の町営住宅などを転々としました。それでも、私はとても幸せな時間を過ごし、お金はなかったけれど、心は豊かで幸せでした。
3. 母親の病気と別れ
小学一年生の時、母親が再生不良性貧血という不治の病にかかりました。母は私たちのために身を粉にして働いてくれていましたが、入院後1週間もしないうちにくも膜下出血を起こし、亡くなりました。
心電図の音が鳴り響く病室で、私は涙を流しましたが、父親が号泣する姿を見て、泣いてはいけないと感じました。
母親の存在は大きく、相談や普段の何気ない会話は子供にとってとても重要です。母がいてくれた頃、私は学校での出来事や友達との関係など、日常の些細なことを話していました。母の存在は、私にとって安心感と心の支えであり、彼女との会話が私の成長に大きな影響を与えていました。しかし、母を失ったことで、何かあった時に相談できる相手がいなくなり、心に大きな穴が空きました。
その後、祖母が私の面倒を見てくれるようになりました。祖母は私に100%の優しさと愛情を注いでくれましたが、母を失ったことで心の中に抱えていた孤独感や不安は消えませんでした。この経験を通じて、私は全てのマイナスの力をプラスに切り替える思考力を身につけました。
4. 初めての大きな試練
17歳の時、バイク事故で左足を失いました。奇跡的に命は助かり、足を失ったことは人生においてとても大きな出来事でしたが、バイクに対する愛情は変わりませんでした。事故後三日目には立ち直り、バイクに早く乗りたい気持ちと鳶職への復活を目指してリハビリに励みました。
辛い日々は痛みとの戦いで、切断後は1ヶ月痛みとの戦いでまともに寝る事すらできず、睡眠薬や睡眠注射を打っても一瞬で起きてしまう苦しい1ヶ月でした。
事故の少し前に、まだ免許を取得できない年齢にも関わらず、目標だったハーレーダビッドソンを購入しました。この目標を達成したことで、自分の未来に希望を持ち続けることができました。
リハビリを続ける中で、足の裏の感覚がないと鳶の仕事ができないことに気づき、一つの目標を失いました。半年以上と言われた入院も3ヶ月と5日で退院しました。退院後、車の免許を取得するために公安委員会へ相談に行きましたが、自動二輪の免許を剥奪されるという現実に涙が溢れました。それでも諦めず、さらに強い目標へと変わりました。
5. 自立と挑戦
20歳で漁師として独立しました。始めた時期や当たり年だったこともあり、水揚げ量も多く、同年代の中ではトップクラスの収入になりました。バイク免許の取得も成功し、夢だったハーレーダビッドソンに乗れるようになりました。その後、レザークラフトの店「POSITIVE」を24歳でオープンし、経営者としての一歩を踏み出しました。
6. ネットワークビジネスと新たな挑戦
友人と軽い気持ちで始めたネットワークビジネスに没頭し、多くの人と出会い、成長しました。しかし、人との繋がりは全て消え、これがネットワークだと切実に感じました。この経験から、いい勉強をさせてもらい、それが私の財産となりました。
2016年には障害者スノーボード大会で初出場初優勝し、世界を目指すようになりました。資金の問題もありましたが、目標を設定し、それを達成するために必要な手段を見つけ出しました。
7. 成功と失敗
店の経営は順調に進みましたが、次第に売り上げが減少し、二店舗目の出店に失敗しました。それでも、失敗から学んだ多くのことが私の糧となり、成長を続けました。家に入れるお金すらない状態から、2016年の障害者スノーボード大会で初出場初優勝し、世界を目指す目標を持ち続けました。
8. 世界への挑戦
カナダでの大会に出場し、目標の設定と達成のために全力を尽くしました。2018年の平昌大会には怪我などもあり出場はできませんでしたが、目標を作り、その達成に向けて何が必要かを考え、行動しました。資金調達のためにスポンサーを見つけ、マネージメントをつけ、自分の周りの売れる物を全て売って資金を作りました。
最後に
出会う人との運、自分が経験してきたことが運。失敗も成功も全てが上手くいくための経験と材料。失敗があるから成功がある。失敗がなければ成功もない。このnoteにたどり着いてくれたことが、あなたの思考変化の第一歩です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。私から愛を込めて。ありがとう。出会う全ての人、この世に生きる全ての人々へ。
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