#227 部活を辞めたくなった
今入っている部活を辞めたくなりました。
私の所属している吹奏楽部では、高1の中で来年度の方針を話し合ってきましたが、話を始めて3ヶ月経った今もまだ何も決まっていません。
コンクールの目標について意見が二極化しているからです。
金賞を取って県大会に行きたい。
頑張りたくない。
この二つの意見が溶け合うことは難しいとぱっと見でも明らかですよね。
でも私たちは、同じ学年の仲間として一つにならなければ、後輩に気を使わせてしまいます。だから、方針を固めなくてはならないのです。
しかし、正反対の意見を持つ者同士の話し合いは帰省ラッシュの高速のように、一向に進む気がしません。
ここでは私の意見を書きます。
私は10人中4人の"金賞派"です。
理由は簡単で、学校生活のコンクールに全力で向き合いたいからです。いくら私たちの代とはいえ、後輩あってのこの部活だと思っています。
だから、部活を頑張りたいと思っている後輩の気持ちを私たちの方針によって叶えないのはいかがなものでしょうか。
でも私はここで考えました。
それは向こうの意見でも同じことが言えるな、と。部員の中にはキツイことは嫌だ、楽しければいいと思っている人もいるはずです。
もし金賞という目標になったとき、私たちはその人たちを苦しめてしまうかもしれません。
楽しいってなんでしょうか?
私は頑張るからこそ楽しいと思えるのだと思います。私は去年の冬に入ったのでコンクールは次で2回目です。中学生からやっている同期に比べれば3年半の差があります。
そんな私が金賞なんて言える立場ではないのかもしれません。実際、「金賞派そんなに甘くないよ」と言わせました。そう言われたら私は返す言葉がありません。でも、全力で頑張りたいという気持ちが変わることはありませんでした。
いつも一緒に頑張っている仲間の「頑張りたくない」という言葉を聞いたときショックでした。
頑張らないんだったら、なんのために部活をやるの?と言い返したかったです。でも経験の差を気にしていつも本音を言うことができません。
続く。
いつもありがとうございます!