#301 ボッチャって何だっちゃ?
こんにちは、こんばんは、初めまして。ハルです。
突然ですがみなさんは「ボッチャ」というスポーツを知っていますか?
ヨーロッパで生まれたボッチャは、重度の脳性麻痺がある人や四肢障がいがある人のために考案されたスポーツでパラリンピックの正式種目です。私の感覚としてはカーリングの陸上版でした。
詳しい説明は公式ホームページをご覧ください🙇♂️
今回は、そんな「ボッチャ」を体験した感想を書きたいと思います。
私がボッチャというスポーツを知ったきっかけは、東京2020パラリンピックです。なんとなく、テレビを見ていたらパラリンピックの紹介がされていて、そこで初めてボッチャを知りました。
実際に体験するまでは、体を激しく動かすわけではないし、そんなに難しくないのかと思っていました。
でも今回実際にボッチャを体験して、「強い頭と体幹」が必要なスポーツだと分かりました。今回は、チーム対決だったのですが、ボッチャは意外と個人プレーではなく団体プレー(チームワーク)が必要なのです。
例えば、基準となるジャックボールを置く位置も自由なので作戦次第で、とっても近いところでもすっごく遠いところでもいいんです。だから、最初に投げる人の得意な位置を知ったり、プレイ中にどうやって点を稼ぐかをチーム内でコミュニケーションを取ることがとても大事になるんだなと思いました。
ジャックボールについても、バスケやサッカーのようにゴール(目標とするもの)の位置が最初から決まっていないのもボッチャの魅力、おもしろいところなのかなと思います。
確かにボッチャをしているときの運動量は少ないし、汗もかかなかったけれど、頭をたくさん働かせてプレーする必要があるのでとても楽しかったです。また、自分の思い通りにボールを投げるのって意外と難しい!笑
投げるときの体のフォームや指先の角度、力加減などいろいろな要素が詰まった1球なんだなと思いました。
ただでさえ難しかったのに、これを体にマヒがある人がやるとはどんなに難しいことだろうと思いました。
実際私も、絶好のチャンスで力を入れ過ぎて暴投したり、逆に手前にポトッと落としてしまったりしました。
最後に私が考える、ボッチャの最大の魅力は「どんな人でも参加できる」ことだと思いました。ボッチャには障がいの程度のよって4つのクラスがあり、自力でボールを投げることのできない人でもアシスタントの力を借りてゲームに参加ですることができます。
また、これは私のただただ個人的に思いついたアイデアなのですが、今のボッチャは視覚に障がいがある人は参加することが難しいと思いました。だから、ゴールボールを参考にして、ボールの中に鈴を入れたり、アシスタントを使ってボールの位置を確認できるようにすれば、もっとたくさんの人がボッチャを楽しめるようになるのではないかと思いました。
ボッチャはボールがあればすぐできます。10分の休み時間にだってできるのです。手軽に誰でもできるのも魅力ですよね。
この、魅力的でとっても楽しいボッチャをたくさんの人に体験してみてほしいです。