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【最強BMP㉙】定年後の夢探しは脳次第!誰でもワクワクする夢を見つける方法

退職後の「のんびりしたい」願望の正体は?

定年年齢を「60歳」とする企業が91.1%(厚生労働省:定年制)という結果が出ています。https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/05/3-4.html)
60歳になり、自由の身になるわけですが、クライアントさまの話を聞いていると、女性は退職後にやりたいことが決まっている方が多い印象ですが、男性は「退職後はのんびりする」と答える方が圧倒的に多いのです。

しかし、脳科学の観点から見ると、退職後はのんびりしたいという考えは錯覚である可能性が高いのです。

脳の状態とマイナス思考の影響

長い間「家族のため」「会社のため」に頑張ってきた人は、マイナス思考になっています。疲れている脳は「不快」の状態にあり、マイナス思考に陥っています。
マイナス思考になると、以下のような思考パターンに陥ります。

  • 「長年がんばったのだから、もう休みたい」

  • 「定年になったということは、歳をとったということだから、これから何かをはじめてもたいしたことが出来ない。」

このような思考パターンは、チャレンジ意欲を低下させ、視野を狭めてしまいます。
もちろん、退職直後はゆっくり休むことはよいと思いますが、退職後は今までのしがらみから解放され、自由な発想ができる貴重な時間です。のんびりするのは勿体ないのです!

プラス思考に転換することで夢を見つける

マイナス思考の状態では、視野が狭くなり「夢・目標」も仕事の延長線上で考えてしまうことが多く「やりたいことがない」と結論づけてしまうのです。夢や目標を達成するためには、プラス思考が不可欠です。
プラス思考は、脳を「快」の状態にし、以下のような効果をもたらします。

  • チャレンジ意欲を高める

  • 視野を広げる

  • 創造性を高める

プラス思考になるための方法

脳を「快」にすることは難しいことではありません。
言葉や態度を少し変えるだけで、脳を「快」の状態にすることができます。
マイナスの言葉や態度は脳を「不快」にし、プラスの言葉や態度は脳を「快」にします。プラスの言葉や態度を繰り返すことで、潜在意識に浸透し、プラス思考が定着します。
いきなり「プラスの言葉だけを使おう!」と思っても難しいですが、マイナスの言葉を発したらすぐにプラスの言葉や態度に切り替えるだけでも効果はあります。

  • プラスの言葉や態度を使う

  • マイナスの言葉や態度を意識的に避ける

  • 一日の良かったことを1~3個書き出す

人生のビジョンを見つける

人生のビジョンとは、自分が生涯をかけて成し遂げたいことですが、生涯かけても達成できないものであっても構いません。

筆者の人生のビジョンは、「脳の仕組みを知らないために夢を諦める人をゼロにする」ことです。日々その実現に向けた活動を行っていますが、実際にゼロにするのは難しいかもしれません。それでも、この壮大なビジョンを持ち続けています。また、「世界の識字率を100%にする」というビジョンを掲げる方もいます。人生のビジョンは、大きくて壮大な目標であっても構わないのです。

人生のビジョンは、あなたの人生の経験や好きなことに関連しています。そこに社会的貢献に繋がるビジョンを持つことできれば、人生のビジョンの出来上がりです。
人生のビジョンを見つけるためには、以下の方法が有効です。

  • 自分の経験や好きなことを振り返る

  • 誰かのために何ができるのかを考える

  • 自分自身に問いかける

退職後の充実した人生

人は必ず歳をとりますが、それは能力が衰えることを意味しません。むしろ、若さの代わりに「経験」と「人脈」を手に入れ、それを活かして退職後の人生をより豊かにするチャンスが広がります。退職後は、これまでの会社のしがらみから解放され、やりたかったことに挑戦する絶好の機会です。あなたが積み上げてきた経験を他者のために活かすことで、人生100年時代の後半を充実させ、楽しく過ごすことができます。
「できる」と思うのも「できない」と思うのも錯覚です。
同じ錯覚なら、「できる」という錯覚を抱いて、充実した人生を送りたいものです。

まとめ

定年後の夢探しは、脳の状態によって大きく左右されます。
マイナス思考からプラス思考に切り替えることで、誰でもワクワクする夢を見つけることができます。
人生100年時代を、充実したセカンドライフを送るために、ぜひプラス思考を意識して、夢探しをしてみてください。


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