慎吾しんどいファイトソング〜新しい当て馬の教科書〜後編

今年、新しい当て馬の教科書が誕生した。それがTBS系「ファイトソング」の夏川慎吾。毎週慎吾に泣かされていた私が、慎吾についてつらつら書いた記事です。
前編はこちらから。

※ネタバレを含みます

そんな中、花枝と芦田は一旦別れたので、慎吾は花枝に告白することを決意します。
耳が聞こえない花枝のために、スケッチブックに伝えたいことを書いて、幼い頃の2人の思い出の場所で気持ちを伝えました。
慎吾の気持ちを知った花枝は泣きながら謝ります。慎吾のことは（幼馴染として）世界で1番大好きなのに、そんな慎吾の気持ちを知らず、芦田との恋を応援してもらって側で苦しめてしまって、ごめんしか言えないじゃんって言ってました。ここで私もめっちゃ泣いた。

慎吾は「付き合ってほしい」と用意していたスケッチブックを見せずに、「これからも変わらずよろしく」と書いたスケッチブックを見せて、いつものチャラい笑顔を見せるのです。あんた、凄すぎるよ…

時が経ち、花枝と芦田は再会し、お互いはやっぱりまだ好きどうし。
芦田は「花枝と復縁したいから協力して欲しい」と慎吾に頼むのです。何がなんでも鈍すぎるぞ芦田。慎吾は結局協力してあげます。
仕返しが「店で1番高いものを芦田に奢らせる」なんだから、可愛いぜ慎吾。

惜しみつつ迎えた最終回、私が1番泣いたのは慎吾と凛のシーンでした。ここで凛ちゃん登場！藤原さくらさん演じる凛は、花枝と慎吾の幼馴染で、実は慎吾のことが好きでしたが、この子がまた不器用で、口を開けば慎吾に「バーカ」と言い放ち、蹴ったり叩いたりしてしまいます。
慎吾が花枝のことを好きだと言うことも側でずっと見てるし、もちろん凛自身、花枝のことも大好きなので、慎吾以上に踏み出せずにいました。

でも最後、慎吾と2人で歩いているとき、凛ちゃん、勇気を出します。
慎吾が「芦田に花枝との復縁に協力してって頼まれた、鈍感すぎるよな」と言うと、
「私の恋心に長年気づかない慎吾のほうが鈍感だ」と言い返します。
突然の告白に驚く慎吾でしたが、今までずっと溜めてた分、凛はもう止まりません。私の「バーカ」は大好きって意味だよ、私に恋させてやる、って言って慎吾に抱きつきます。凛ちゃんらしい告白のしかたに外野（私）は号泣。大好きな慎吾にずっとひっつきたかったんだろうなってこともあるし、顔を見られるのが恥ずかしいんだろうなってのもある。不器用ながら頑張って行動した凛に拍手。

恐る恐る背中に触れようとする慎吾に凛は「まだいいよ」って言うんですが、慎吾は、「好きになってくれてありがとう」と返します。これは花枝に振られたときに「ごめん」って言われた時の気持ちを知ってるからこその返しなんだろうなぁ、と思ってこちとらMAXボロ泣き。
そして自分のことを想ってくれる凛のことを好きになれたら良いけれど、長いこと好きだった花枝のことを忘れたわけじゃないしって思ってる慎吾ことを凛もちゃんとわかってる上での2人のやりとりに切なさと愛情が詰まってて素晴らしい最終回のシーンだった…！

そんなこんなで終わりましてファイトソングロスですわ。

今回はドラマ「ファイトソング」の副旋律に焦点を当てて書いてみました。とにかく今回の当て馬、慎吾は素晴らしかった！そして凛ちゃんも最高だった！今後はどんな当て馬が出てくるのか！？慎吾を超えられるかな！？楽しみですね！！