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【書評】錯覚資産で周りの人と大きく差をつける方法
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
ふろむだ•著
ダイヤモンド社
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年功序列の時代から、実力で評価される時代へ。
SNSが普及し、誰もが実力をアピールできて報われる社会になった。
これはある意味では正解で、
ある意味では夢物語だと思います。
それに、点数で評価できる学生時代を終えた私たちの「実力」を、
いったい何で測れるというのでしょう?
たぶん真っ当に測ることはできていません。
この本は、そんな厳しく残酷な大人の社会で
生き抜くための方法が書かれています。
運も実力ももちろん必要です。
しかしそれだけではなく、
私たちが気をつけていても陥ってしまう認知の歪みを知り、
自分は気をつけて他人には利用しようということが
心理学の観点から書かれています。
そうして得られる「勘違いさせる力」、
この本で言われる「錯覚資産」なくして
実力も運も環境の良さ(成長機会)も得られず、はたまた発揮できず、
逆に「錯覚資産」があることで
全てが回り出して、雪だるま式に全てが増えていくということが1番のポイントです。
どういうことやねんと思ったら、簡単に解説されているので、ぜひ読んでみてください。
そして「錯覚資産」を武器にするにしろしないにしろ、
「成功」を求めるにしろそうでないにしろ、
人間の認知のメカニズムがわかるだけでも勉強になりますよ!
ぶっちゃけ、読んだ人と読んでない人ではめちゃくちゃ差がつくと思うので、
本当は紹介したくありません!笑
まずこのnoteを読んだ方は超ラッキー🤞
余談ですが、
私は大学生の時、心理学を勉強していて、社会心理学や認知心理学を特に勉強しました。
卒業後も本を読んだりしています。
この本に出てくる「ヒューリスティックス」や「一貫性の原理」、「認知的不協和」などのトピックは
特に私の好きな話題です。
あの時楽しく学んだ心理学が
こんなふうに人生に活かせるものであり
こんなふうに書けば本にもなるし
仕事にもなるかも!みたいな発見もありました😅
勉強したこと、本で読んだことをどう使うかです!やるぞ!今が1番若い!