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学びの多様化学校作るならば

学びの多様化学校が増えつつあります。

ないよりはずっと良いけれど、そこにお金をかける前に考えて欲しいことがある。作るならば合わせて実行してほしいことがある。

早めに知らされて選べるようにする

不登校になってからではなく渋りの段階から、もっと言えば入学前から選択肢として選べるようにして欲しい

そうした場合、きっと希望者倍増する。しかし受け皿となり得る人材が不足したり、選抜試験をせざるを得なくなる。

そういうことが予測されるために、結果的に既存の不登校の子ども対象となったかと思われます。

けれども、不登校(30日以上欠席)になるのを待たないとならないのでしょうか。この間が親子ともに一番辛い時期です。

傷ついて対人や外出が難しくなってしまう子も多いです。通えるようになるまでに相当な時間とステップが必要。なので、早めに選択肢だけでも知らせるシステムは必須です。

学びにくさや過ごしにくさの早めの察知と対応


登校渋りが生じた段階で、いやもっと前の段階でその子の学びにくさや学校での過ごしにくさはあったはず。

それをみていたら、別の集団で別の過ごし方へとシフトする。保護者も教員もそれが自然な流れだと感じられるようになったら良いのにと思う。

学校内外で工夫したり、場所を変える流れを作る。そこにも人材を投入してほしい。力を入れて欲しい。

送迎

市内に一箇所しかないので、自力では通えない子がほとんど。

登校可能な時間も学区内の学校よりは短く、仕事をする親は送迎できない。

スクールバスを出すのも有りなのではないか。

実行しない理由には、安全性の確保ができない、公平性に欠けるという意見が出そうだが、安全は確保したら良い。

「バス通学がずるいという意見が、他の市民から出るからやらない」とか言いそうだが、
別にその子は楽したくて選んでいる訳ではないでしょうに。

親や子は、単純に楽であるかどうかを基準にものごとを考えるとでも思っているのでしょうか。失礼ですね。

価値基準の多様化

楽するのは悪で、我慢するのが善。
個々の事情に目を向けず、バッサリ単純にそういう価値観でものごとをみる。

人の気持ちよりも生産性を重視する。
そういうやり方で、個々の違いを擦り合わせることをせずに片付けて来てしまったから、子どもの個人差や機微の変化に気づけない、気づかなくても良い学校となった。

そして、大量の不登校が生じている。

不登校対策というけれど、受け皿作っても建て増しを繰り返しているだけ。

多様性というけれど、違いを知って生じる違和感を有無を言わさずに受け入れようと言わんばかり。

人の扱いが「雑」。

そうなった一因は、教員の人権が大切にされていないから。

価値基準を多様化するための初手は、まずは教員のゆとり、教えることや子どもと関わることにしっかり時間を割ける学校の働き方改革かもしれない。

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教育コーディネーターぽりごん
ひとり一人に合った教育環境の実現を目指します。