目的に殉死する
友人が活動している『女性の本音』を社会へと発信する取組
僕にとっては社會課題に取り組む活動の1つなのかなと思ったりして、すごく尊敬している
社会課題に対して取り組む上で立ち塞がる壁は『日々の上がり下がりの中で、その問題を忘れてしまうこと』
校庭に落ちた砂のような軽さで風に飛ばされてしまう
考える続けることは、一桁の足し算より簡単で、タイムスリップするよりも難しい
かつての自分も貧困問題や教育格差の是正のために何かしたいと思ってた
その思いの根元にあるものは変わらずとも、その輪郭をとどめていない
その行動がどこにつながっていくのか、そしてその行動の意味を考えると悍ましい
幸せも同じようなもので、計量する単位やその原型すらも掴めきれない
そして、幸せの先にあるものは何かすらもわからない
全てに目的を持つな、なんて言われそうだけど、考えながら生きている人間もいる
でも、一度考えてしまえばその先は真っ暗闇で、社会課題に取り組む意味さえも、自身の灯火に解雇通知を渡す
それでも、
それでも生きていかなくちゃいけない
その中で、一縷の光を見出すしかない
それがたとえ、ゴッホが描いた糸杉のような幻想だったとしても
それがたとえ、誰かにとっての暗闇だったとしても
その人が捉えた光をどこまでも信じ続けるしかないのだと思う