コーヒー豆の規格とグレード
コーヒーの説明にAAやSHBと書いてあるけどこれって何?
こんにちは、皆さん不思議に思いませんか?知っているよという人は…
通ですね!これはコーヒー豆の規格を表しています。コーヒー豆の規格は、品質やサイズに基づいて定められています。今日は一般的なコーヒー豆の規格を説明しますね。
サイズ分類:
スクリーンサイズ:コーヒー豆はスクリーン(ふるい)を通してサイズ分類されます。この穴の大きさを表す単位は64分の1インチ(1インチ=25.4㎜)。一般的なサイズは18(スクリーン穴の直径が18/64インチ)から22までの範囲です。スクリーンサイズが大きいほど豆のサイズが大きくなります。
ピーベリー:通常のコーヒー豆の形状とは異なり、1つの豆が二つに分かれずに丸い形をしているものです。特別な品種として扱われます。
品質分類:
スペシャリティコーヒー:高品質で特徴的な風味を持つコーヒー豆であり、一般的にスコアが80点以上と評価されます。スペシャリティコーヒーは丁寧に栽培され、厳密な品質基準に合格しています。
コモディティコーヒー:一般的な商業用のコーヒー豆で、スペシャリティコーヒーよりも品質や風味にはばらつきがあります。
種類分類:
アラビカ種(Arabica):高品質で風味豊かなコーヒー豆で、一般的にスペシャリティコーヒーに分類されます。品種によって風味が異なります。
ロブスタ種(Robusta):カフェイン含有量が高く、苦味やボディが強いコーヒー豆です。主に商業用やブレンド用に使用されます。
これらの規格に基づいて、コーヒー豆は分類され、品質や風味の特徴を示すことができます。コーヒー好きにとって、自分の好みに合った豆を選ぶ際には、これらの規格を参考にすると良いでしょう。
有名なコーヒー豆の規格10選
AA (Arabica):最上位グレードのサイズ分類。大きな豆と高品質が特徴です。アラビカ種のコーヒー豆の中でも優れた品質を示す分類です。
SHB (Strictly Hard Bean):中南米の高地で栽培された高品質なコーヒー豆。風味が豊かでコクがあります。厳しい条件で成熟した豆であり、品質の高さが特徴です。
Kona:ハワイのコナ地域で栽培されるアラビカ種のコーヒー豆で、地理的な条件が品質に影響しています。穏やかで柔らかな風味が特徴です。
PB (Peaberry):特殊な形状のコーヒー豆で、一つの豆が丸い形をしています。通常のコーヒー豆が2つに分かれるのに対し、PBは一つの豆が丸く形成される特別な豆です。
Supremo:コロンビア産の高品質なコーヒー豆のサイズ分類です。コロンビアの最上位グレードであり、大きな豆と優れた品質が特徴です。
EP (European Preparation):品質管理が厳格に行われたコーヒー豆のグレード。ヨーロッパでの品質基準に従って選別・処理されたコーヒー豆です。
SS (Strictly Soft):不快な刺激がどれだけ感じるかのでの格付けで最上級に品質が良いもの。中米や南米の一部で使用される柔らかな風味のコーヒー豆。風味特性が優れ、口当たりが滑らかです。
Prime Washed:ブラジルで使用される洗浄の行き届いたコーヒー豆の品質グレード。洗浄工程が丁寧に行われ、品質の高さが特徴です。
Screen 18:豆のサイズ分類で、スクリーンサイズが18であることを示します。スクリーンサイズは豆の大きさを表し、18は比較的大きな豆を指します。
E/P (European Preparation):品質管理が厳格に行われたコーヒー豆の略称。ヨーロッパでの品質基準に従って選別・処理されたコーヒー豆の高品質なグレードです。
如何だったでしょうか、皆さん一度は目にした事がある名前がありませんでしたか?これを気に新たなコーヒーと出会ってみるのも良いかもしれませんね。次回も、さまざまなコーヒーアレンジやおすすめの豆についてお話しします。どうぞお楽しみに。