【モル式】志望校の決め方(無料記事)
副業プロ家庭教師のモルと申します。
今日は朝から雨。花粉症を最近発症したモルは、少しホッとしてますw
そもそも田舎育ちのモルは、花粉症とはずっと無縁でして。
中高一貫校に在学中は、学校の裏山に化石堀りにいき、自生していた漆の木に無意識に触ってしまった友人達は、みんなその日の夜から大変なことに…
そんな中でも、確実にその木を触っていたモルだけは何事もなく。
強靭な(鈍感な?)カラダをモルに装着した両親に感謝ですww
さて、その時の友人達は、今では大学教授や中央省庁高官、世界的大企業の技術者となり多分野で活躍しています。
モルはというと、本職はしがない中小企業の中堅管理職。
でも、それなりに楽しく波乱万丈な人生に満足しています。
モルが自分の経験から、中高一貫校への進学をおススメする唯一無二の利点は、その友人達と出会えたこと。
青春時代の多感な6年間を共に過ごしたあの関係性は、永遠に続きます。
そしてその関係は、何事にも代えがたいほど大切なもの。
と、おセンチに浸るのが常套手段ですねwww
モルはもう少し現実派ですので、そうではありません。
おかげさまでモルの友人たちが頑張って出世した結果、最高学府をはじめ、どんな高学歴者でも、立派で高貴な職業に就いていても、みんな同じ人間だと実感し、臆することなくコミュニケートできる強心臓を、友人達はモルにオプション装備してくれたのです。
これが最大のメリットです。
おかげさまで、高学歴にしがみついている皆様の前に、モルは強力な使徒と化して降臨することになったのでしたwww
そもそも学歴とは、なくてもいいけどあってもいい、程度のモノ。
今の時代、学歴なんてなくても億万長者になる人がワンサカいます。
高学歴者が安定した収入を得やすいなんて話、よもや信じてませんよね?
モルは大学在学中に、一刻も早く社会に出たくて半年間学校に行かない時期がありました。
その時
「お前の学歴はオレが買ってやるから、卒業はしろ!」
と高卒のオジキに言われ、その約束だけは、キッチリと果たしました。
もちろん言われた後も学校にはほぼ行かず、卒業まで4年半かかりましたが…
これがモル的中学受験の成果検証です。
さて、ではあなたのお子様は「なぜ中学受験」するのですか??
1.中学受験の動機
お子様が中学受験をするのは、必ず動機があるはずです。
モルには、それを否定する資格も、権利も、義務もありません。
むしろ、どんな理由であれ、全力で同意します。
ただひとつ、モルの希望をお伝えすると、その動機がシンプルで明確なものであってほしい!と願うだけです。
ちなみに、モルの場合。
田舎育ちで、通学できる受験校は出身校だけでしたので学校の選択肢はなく中学受験と志望校の動機は同じ。
そして、そのポジティブ動機はただ一つ
合格したら高校受験しなくていい!落ちても公立中学に行ける!
これだけ。
反面、ネガティブ動機は
カナヅチだから、プールのない学校に行きたい!
こちらもこれだけ。いたってシンプル。単純。
シンプルだからこそ、その動機が強固なものとなり、強い意志へと昇華し、モチベーション向上の原動力となりました。
現代の首都圏の中学受験生の参考には全くなりませんが(大汗)
2.【モル式】志望校の決め方
モルにも、高2生の中高一貫男子校に通う息子がいます。
息子が中学受験するに至る動機は、たまたま公立小学校での成績がよく、
「井の中の蛙、大海を知らず」
状態に陥りそうになった息子に、大海があることをお知らせすべく、5年生の春、琵琶湖程度を体験できそうな近所の小さな塾に入れてみたことです。
その塾の責任者がとても息子をかわいがってくれ、息子もなついていつしか中学受験したい!と言い出しました。
モルも中高一貫男子校出身者のはしくれとして、今の首都圏中高一貫校に興味があり、面白そうな近場の学校の文化祭に息子を連れて行きました。
幼少期からおとなしく人見知りで、自分の意志を表に出さない息子でしたが
文化祭に行った4校のうち、2校はいつもの息子でしたが、残りの2校で
「あれやってみたい!」
と意思表示をし、結局その2校が息子の志望校となりました。
5年生の秋のことです。
その後、モルも息子も志望校の話はせず、むしろそこを受けることが当然!という雰囲気を維持し続け、2校だけを受け、合格した1校に通学しました。
モル的息子の中学受験の動機と志望校の選び方、参考になりましたか?
たぶん、全くならないかとwww
でも、これが【モル式】志望校の決め方なんです。
学校に行くのは、親でも、塾の先生でもなく、本人。
本人の「行きたい!」という願望が、つらくて苦しい勉強へ立ち向かうモチベーションになり、自覚を促し、自立心を養成します。
本来、子供とは非効率な生き物です。
というより、非効率で無駄な時間が、子供の成長には必要不可欠です。
中学受験でお子様に「効率」を求めるのは、ナンセンス。
時間のなさを嘆き無駄な時間を極力減らそうとするお母様、勉強の効率化を説くお父様は、高学歴で一流の職に就く立派なご家庭に多いのですがそれは大人のエゴであり、大人とは別次元で暮らすお子様には響きません。
自然に、いつのまにか、無理なくお子様が自覚し、そうできるように大人が仕向けることこそ、中学受験にむいているご両親です。
そんなご両親のお子様は、他人に依存したり責任を押し付けたりせず、中学受験も貴重でかけがえのない経験として、自分の1ページに刻むことができるようですよ。
そう、賢明な読者の皆様は、上述した【モル式】志望校の決め方は、すべてモルの戦略が根底にあることに気が付きましたよねwww
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