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需要と供給

最近、移住とかUターン・Iターンなんかの話を聞いたり、考えたりする中で、「どんな人がUターンとか考えるんだべ。わかんねな〜」って思っていたところ、「ああ、そういえば俺もUターンしてたわ。Vモンキーくらい鋭角なターンしてたわ」という事に気がついた。

スーツの胸にピンバッチとか付けとこうかね。「Uターン経験者」的な。

まあ、だからといって「先人の知恵だ、聞き給え」という程、語ることもないので、「ふーん」ってな具合に色んな人の話をただ聞いていたのだけど、ああ、一応伝えておかないといかんな、というか事がいくつか。

嘘・勘違い

1.田舎だから給料が低い。

恐らく適正な解

1.都会で収益構造が成り立つビジネスモデルが田舎では成り立たない事も多く、キャリアによっては給料が低い。(こともある)。


ちょっとイメージしてみよう。

おれめっちゃマンション売るスキルもってんだわ〜 戸建とかは売れないけどマンションに関しては超一流。マンション転がしまくってコロちゃんって言われるレベル。収入もインセンティブいれたら高額所得者だぜ!

というA君は、田舎にくると別のコロちゃんになってしまいます。

マンションとかねーから。(エレベーターも微妙)

わかりやすくマンションのお話にしたけれども、コンサルとかスキルを限定して詰めていけば行く程、「そのスキルを使える職が存在するかどうか」という壁にぶつかる。

こんなような感じで、私が地元に帰ってきた時には、今までのキャリアを捨てた。理由は簡単で、そこに固執してても前に進めないから。

でも、全く不幸な話ではなく、新しいキャリアはニーズに沿うように時間をかけて創って行った。たまたま、「やりたいこと」「出来ること」「求められている事」は全て違って、自分が一番幸せなバランスを選べば良いやって思っていたのが幸いしたんだろうと思う。

そして、超氷河期時代の特性としてそもそも会社を信用していなくて、新卒時代に「給料をもらう感覚」を忘れる事に注力していたのが功をそうしたとも思う。それは与えられるものじゃない、という事。

地方でキャリアが活かせないのは、ハイスペックな人であればあるほどハマる罠だ。僕は低スペックな俗物で本当に良かった。


「結局のところUターンやIターンは辞めたほうがいいのか?」

経験者としては、「人による」としか言いようがない。
自分とマッチする職があって、食もあって、気候もあうなら、そこはきっと最高のフィールドだと思う。

苦労して積み重ねたものでも、サバイブするためには捨てる技術も必要になる。
希望をいだいてUターンしても、現実は
「I’m surviving somehow。なんとか生きているよ!」
このラインからスタートする事もあるという事。

「ふんじゃあ、あたなにとってUターンは成功?失敗?」

私は、たまたま今、ここにいるだけ で特段意識した事がないので「どんな人がUターンとか考えるんだべ。わかんねな〜」(振り出しへ戻る)。


題名は、「このよくわからない日記を一言で表す場合、以下のどれが適切か答えよ」

A・・・マンションと僕

B・・・田舎サバイバル

C・・・需要と供給

D・・・地方創生

みたいな国語の問題ってあったなと思ってつけました。


ちゃんちゃん。

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