新月、ぽわんと出てきた「家族と歩む」わたしの本当の望みは「家族」だった?
わたしは40代後半まで「家族」というものに縁がないと思って生きてきた。
だからすごく家族に憧れていた時期もあった。特に小さい頃は。
でも家族というのは、父母兄弟みんな揃っていることがいいとは限らないし、家族が揃っていても愛がない場合もあったり、血が繋がってることで絆ができるとは限らなくて、血が繋がってなくても家族として幸せな人生を送っている人がいることも知った。
前回書いたように、わたしはその経験の中で、ひとりひとりが自分らしく気楽に生きていける人生がいいと思っている。「家族」に執着せず、家族のかたちは色々あっていいと。ただわたしはいつもどこかでひとりでもいいとかひとりがいいという思いがある。
昔抱いていたおうちの中にお父さんとお母さんが揃っていて、兄弟や姉妹も仲がいい家族への憧れは叶うものではないんだ。と諦める気持ちがその思いを強くさせているようだった。
この気持ちに気づいたとき、更にわたしは「もうこれ以上傷つきたくない」という深い気持ちが在ることにも気づいた。願望というかそれは防衛反応に近いものかもしれない。
10月が終わる頃、高3の娘さんの担任と電話で話をした。娘の進路についてなどいろいろ話していて、その中で娘が私の体調をとても心配してるという事を話してくれた。家ではあれこれこき使われてる(笑)ことが多いからとても驚いた。
そしてこの先自分の進路を考えた時に「家族のそばにいたい」と言ったそうだ。(家族に甘えて何もやりたくないから実家にいる。ということではなく)
わたしは、親の為に自分の生き方に制限をかけて欲しくはないけれど、そういう気持ちでいてくれたり、自分の想いを担任に話せていることがうれしかった。
2024年11月1日 蠍座新月
娘のきもちの話を聞いた後の新月。
わたしが本当に望むことはなんだろうか?過去生まで(もちろん意識ではわからないけど無意識の中に)掘り下げて望むことってなんだろうと考えた時、
私の本当に望むのは「家族」かも?とお風呂の中で浮かんできたのだ。
「えっ?!」と自分でも言葉が漏れるほど驚いた。
だってもう子どもたちも大きくなって、成人した3人の子どもたちはそれぞれに自分の人生を生きているし、10代の子たちももう高校生だしこれからの人生もそれぞれ生きて欲しい。そう思っていたし、わたし自身はひとり暮らししたいなぁと思って物件サイトを巡っていたのだから。
その話を聞いて、娘のこれからの人生とわたしの人生、もちろん高3の娘だけでなく家族それぞれの人生の中で「それぞれが望む家族のかたち」に寄り添っていきたい。自分の気持ちや考えを正直に伝えあってそれぞれの想いをすり合わせていけたらいいのかなと感じた。自分にムリなく。
それにしても、今日の蠍座新月はわたしの場合「ハウス4」に巡ってきている。ハウス4はまさに「家」!!
占星術は好きなだけで詳しいわけではなく、読んだり聞いたりしている中での情報だけど、「ハウス4は家庭、家族のルーツ、居場所、本心…。そういうエネルギーで、経験することは、家庭や家族の中で暮らす」という場なのだ。そしてこの記事を書きながら「家族と歩む」という言葉がぽわんと頭の中に出てきた。「ひとりひとりが自分らしく気楽に家族と歩む」これがわたしの深いところでの本当の望みみたい。
炊き立てほやほやならぬ想い立てほやほやを綴ってみた。