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『BOOK HOTEL神保町』に泊まって「今」を過ごす時間

大げさに思うかも知れないけれど私にとって今回の1泊は、私のこれからの人生にとって、変化の1泊2日だったことは間違いない。と思っています。


1.チェックイン

嬉しすぎる!
とにかく嬉しい、ひとりでの外泊。予約する前からワクワクした気持ちは、とてもとても久しぶりの感情でした。

2.本、本、そしてまた本

エントランスに並ぶたくさんの本!ワクワク感が益々上昇。

一番下の段に先月読んだ『夢を売る百貨店』もある〜!
私の読みたいリストにある
『月とコーヒー』が一番左上に

3.ふっかふかのベッド

ふっかふかのベッドに大の字で
寝られる幸せ。

4.ブックマッチングサービス

映画ではた観ことがあった『日日是好日』先月本屋さんで手に取って買おうかと迷っていたのでビックリ!
なんというシンクロ!!


ブックマッチングサービスでは、まさに読みたい1冊『日日是好日』と、幼少期を思い出す1冊『十五少年漂流記』でした。


今の自分にとって改めて「それでいいよね」と思える言葉に出会えた気がします。


第十三章
雨の日は、雨を聴くこと
「雨の日は、雨を聴きなさい。心も身体も、ここにいなさい。あなた五感を使って、今を一心に味わいなさい。そうすればわかるはずだ、自由になる道は、いつでもここにある。」

『日日是好日』

まさに今日だ!
「今」を味わえてました。

「過去や未来もなく、ただこの一瞬に没頭できた時、人間は自分がさえぎるもののない自由の中で生きていることに気づくのだ…..。」

『日日是好日』

私は常日頃、不自由さを感じてるわけではないけれど、やりたいこと、行きたい場所、会いたい人に会うという気持ちをさえぎってしまうことがあると感じたのです。


だからこの日はそのさえぎるものを手放した日でもあるのです。

第一部
1860年3月9日の夜、海におおいかぶさった雲のために、数メートルさきは、何も見えなかった。

『十五少年漂流記』

最初のページから
「長男の誕生日の日だ⤴(生まれは1998年だけど)」
こんな気持ちで読み始めました。


スタッフの方のメッセージにある様に小学生の頃から見たことはあるけど、読んだことがない本。です。


どんなことがあってもきりぬけられないことはない!
大人になっても年齢を重ねても誰にでも勇気をくれるのではないか?と思う1冊でした。


5.ブックペアリング

ブックペアリングはチェックインの時にお願いしました。

バスソルトはLINEのクーポンでフェイスパックかバスソルトで選べたもの。


何冊かの中から「直感で選んで下さい」とのことでしたが、

袋にはジャンルや読みやすさ、スタッフの方の一言など書いてあります。

私は「ちょっとフシギ…。」に惹かれてこちらを。開けてみると『花まんま』というまだ読んだ事のない本でした。


「本当フシギ…。」

でも私がここで過ごして体験してることもフシギと言えばフシギかも。そう感じました。

コーヒーは、フロントスタッフの方が「オレンジのイメージだったので」とオレンジ色のかわいいパッケージのコーヒーを下さいました。


実は…ホテルに来る前に少しアクシンデントがありチェックインが1時間半ほど遅くなっていたのです 泣


気持ちは凹みヘトヘトだったので、フロントスタッフの方のこの言葉でとても元気を頂いたのです。ありがとうございます!!

朝起きてからコーヒーを飲みつつまた本を読む至福の時間

6.静かにひとりで過ごせる時間


私はかなり聴覚が過敏な方で、普段ざわざわする場所が苦手。

とは言え家族と過ごしているので、毎日中高生女子2人の賑やかな(騒がしくて時にイライラっとする 笑)日常を過ごしています。

だからとにかく、ひとりで静かにまったりのんびり過ごせる事がとても豊かで贅沢な時間でした。

7.今回の旅の目的


本を読むために、本と出会うためにBOOKHOTELに行きました。


でも、前回の記事でも書いたようにひとりで外泊するのは20年弱ぶり!


妻でも母でも自分の時間、自分の好きな時間を心地よく過ごしたい。


本が読めて、まったりのんびりできて、寝る。


今自分が好きなことで1番やりたいことが揃っているのが『BOOKHOTEL神保町』でした。


『日日是好日』でも書いたけど、今までだってひとりでふらっと行こうと思えば行けたはずだけど、私の中のさえぎる何かがあったのかも知れません。

だから私にとってこの1泊2日では変化しているという事をつくづく実感したのです。

8.読みたい本!足りない時間!!

お部屋にあった1冊

『夜が暗いとはかぎらない』これもまた私の読みたいリストにある本ではないですか!

しかもPOPには、

「普通○○だよ」にモヤモヤしてる方へ。


とあります。


ちょうど先日の事、高校生の娘が
ある人の言葉を見て

「普通○○だよ」っ言ってるの!普通って何!?

と、モヤモヤしながらそんな話をしてたところなのです(ここでもシンクロしてるではないですか)


選書して頂いた2冊の他にもまだまだ読みたい本がたくさんあるし、各階のフロアも全部見れなかったのが心残り。


それに、366BOOKSの自分の誕生日の本がなかったのでどんな本だったのかも気になります。
(同じ誕生日の方が滞在してるんだ〜と逆に嬉しくもあったのだけれど)

9.チェックアウト

ありがとうございます。また来ます!


ホテルに入る前と出た時と、同じ様でまるで別の世界に出たかも知れない。別の次元の出入り口かも知れない。


こんな事を書くと家族に「本の読み過ぎじゃない?」とでも言われそうだけれど。


帰宅後Twitterで支配人のmoonさんがコメント共にリツイートして下さいました。


私はこのmoonさんの言葉を読んで、支配人のmoonさんがやりたかったことと、私がずっとやりたかったことの、点と点が繋がる空間なんだなぁと感じたのです。


この事をコメントさせて頂いたら、そこからまた色々と繋がっている事がわかって鳥肌が立ちました。(これ以上書くと止めどもなく続いてしまいそうなので書きませんが)


そして今月半ばには第2章が開幕するとのこと。また必ず泊まりたいと思います。


今回泊まった『BOOKHOTEL神保町』についての詳細はこちら


#読書の秋2022

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mahiro
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