![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45139195/rectangle_large_type_2_78bdcf108f00c893f06abb6486417b54.png?width=1200)
バンタンとアミの紫の世界がずっとこのまま続くといいな
私は古参アミではないので言っても許してもらえるかな、、デビュー当時から彼らを応援してきているアミさんたちは、思っても口に出せないかもしれない。バンタンが数々の賞をとったり、世界中に莫大な数のファンを増やしていくことで、今の関係性がどのように変わっていくか、って不安に思っている人もいるんじゃないのかな、と。
私はダイナマイトが出る少し前に本格的なアミになっているけど、コンサートには行ってないし、かといって、ほぼ世界制覇した後のワールドツアー(当然コロナで中止になってしまっているから)の爆発ぶりもまだ目の当たりにしていない、という特異な立場から、ちょっと俯瞰してみることができるような気がしている。
まだ子供盛りの彼らを応援していたアミさんたちは、必死にがんばっている7人をただ応援したかった、彼らを喜ばせてあげたい、というそれだけのためにずっと彼らの心を支え続けてきたんだと思う。それは、必ずしも彼らを頂点に立たせるために背中を押してきたのではなくて、お互いがお互いを喜ばせてあげられることは何かを、それぞれの立場や心で、思いやりあって、そうして気が付いたらここまで来てた、という感じではないかな。結局のところ、バンタンの7人はアミの喜ぶ顔が見たいし、アミは7人の喜ぶ顔が見たい、というめっちゃ単純で純粋な気持ちだけで出来上がった世界ではないのか、と。
今、私はこれまでのタルバン(バンタンたちがバラエティーみたいな企画を楽しむ番組??うまく言えない・・)やMV、youtubeを制覇しようと思っていて、古いものから遡って見ているのだけれど、初期のころの黒をまとったメイクもガチガチのハードな感じの彼らは、その服装とは裏腹にものすごく素朴で純情、無邪気なハートを感じさせる。2017年に彼らが日本にきたときのJKとジミンのお手製のPV(G.C.Fと言います)を見ると、普通のビジネスホテルから出て、普通のタクシーに乗って原宿やディズニーランドで楽しそうに過ごしている場面が流れる。周りに人だかりがするわけでもなく、吉野家でステーキ丼みたいなのを食券買って、普通にうれしそうに食べるジミンがめちゃかわいい。でも、今後コロナが治まって、7人が再度日本に来ることになっても、もうああいう景色は絶対にみられないだろう。私たちはきっとちょっと寂しいはずだ。
過去からずっと追ってきて、最近のタルバンになっても、みんな外見こそあか抜けていっぱしのハンサムくんに成長したけれど、心の底にある素朴なものは少しも変わっていないように感じる。言葉や表現方法が成長した分、思っていることを上手に表に出せるようになっていて、やさしさや純朴さがかえってがわかりやすい。
でも、いくら彼ら自身が変わっていなくても、周りが黙っちゃいないよね。それがビックになること、サクセスストーリーというのかもしれないのだけれど、バンタンの場合は、そういったアメリカンドリームのいわゆる成功しました、よかったです、ハイ、というのとはなにかが違うような気がするし、違ってほしい、と思うのは、やっぱり私の勝手だよね。
グラミー賞にノミネートされた瞬間の映像を見ると、確かにナムジュンなんかはスマホを放り出して喜んではいるけれど、隣のテテはじっと画面を見つめるだけ。寝ていたメンバーもいる。みんな浮かれていない。「Be」もダイナマイトもこんなに商業的にサクセスする予定ではなく、「Be」というアルバムなんかは、ただこの沈んだ世の中で、みんなの心が穏やかに、せめて前を向いて生きていってほしい、という願いを込めてメンバーそれぞれが意見を出し合ってやりたいように気楽に作った、と言っている。結果は後からついてきた、ということらしい。
バンタンとアミとの関係は、これまでのアーティストとファンの関係とは全く違う。ほんとにこれをテーマにして論文を書いてみたいくらい(いや、もちろん書けない・・)特異な関係性だ。アミからしたら、たぶん絶対に手が届く相手ではないのだけれど(コンサートやファンミとかで近くに行けることはあるけれど)、それなのに彼らとの間には舞台と客席という隔たりが感じられない。ウィバスの中でも、もしかしたらジミンから返信がくるかもしれない、ナムさんがコメントくれるかもしれない、ってマジで思える。実際に、彼らがファンのコメントに何十件も返信してくれていて、朝起きたら画面いっぱいの通知にびっくりしてする、なんていうことはよくある。娘なんか、とにかく返信が欲しくて(彼女はジンペン)必死にハングルで何通も投稿している。バンタンのみんなからしてもアミたちの存在は彼らの心の支えになっている。それは彼らのこれまでのたくさんの愛の言葉からはっきり断言できる。
前回の投稿でも書いたし、しつこいけど、そこだけ暖かい紫のバンタンアミ世界が出来上がっている。ダイナマイトでたくさんのファンが増えて、媒体に出ることが増えて、彼らもお金持ちになって、寮を出てそれぞれ自立して、、とっても嬉しいことなんだけれど、なんか遠くに行ってしまうのでは・・という一縷のさみしさがないと言えばうそになる。(同じようなことをウイバスで書いていたアミが先輩アミに慰められていました。そんなこと心配しないで。バンタンは変わらないよ、って。そういうことコメントし合う空気、好き♡)
いろいろ老婆心ながら、こんな余計なことを考えてしまうこともあるけれど、コロナの心配がなくなり、これからバンタンをとりまく世界がきっと更に変わっていく中で、アミとバンタンの今のこの関係が変わらないでいてくれることをひたすら祈る。ここは私たちの幸せの国だもの。