ここでいう「空腹」はお腹を空かせることではなく、食事が胃の中、腸の中に入っていない時間を作ること。 「空腹」という状態を作ることによって内臓の休憩時間を作り、それにより体調を整えるという内容。 最近のダイエットや糖質制限でもでてくる、インシュリン値を乱高下させないための対策としての「空腹」。 この手の書籍は幾つか読んだので復習のような内容でした。 他の同じような書籍よりもサラッと読めます。
上巻が読みおわり、下巻を読み始めるのに約1年開いてしまいました。 理由は上巻で「結構お腹いっぱいになったから。」「『未来の話』というのにピンと来なかったから。」でした。 上巻は『サピエンス全史』の続きのような感じで、過去から現在に向けての歴史、思想『自由主義』について話が進んでいきます。『サピエンス全史』のようなインパクトには欠ける印象をうけました。 ただインパクトには欠けますが、内容は斬新で面白い。自分が知らない事実がどんどん出てくる。それはオカルト的な話ではなく、事
昔から歴史が好きで、孫氏の兵法は何冊か読んだが、一番わかりやすかった。 各項目がさらっと書いてあるので、初めて「孫氏の兵法」を読む方にはオススメです。 そして読むたびに、考えさせられ納得する。 またこの兵法を「どうしたら具体的に使えるか」 悩む。 (そういうものではないかもしれませんが。)
佐藤義人さんの著書。 「取れない疲れが一瞬で消える神ストレッチ」より図解を多くした実用書。 トレーニング用にはこちらの方がオススメです。
本屋に行く度に気になっていたのですが、サイズが大きいのと、海外の訳本作品は苦手なので、少し躊躇する本でした。 きっかけはオリラジ中田敦彦さんの Youtube 大学の中で本書の説明動画があり、読んでみようかと。 海外の翻訳本ではありましたが、そういった意味での読みづらさはなく、また、各項目があまり長いと感じることもなく、スラスラと読めました。 内容は「教育、貧困、環境、エネルギー、医療、人口問題などをテーマ毎に世界の正しい見方をわかりやすく紹介」であるが、そこに生じる齟
テレビの番組に高岡先生が出ていて、そのメソッドに興味を持ったので購入しました。 高岡先生は古武術をベースにした考えのようで、本とするとちょっと難解な内容が見受けられた。 本としてのクオリティはあまり高くない。
ヴィクトール・フランクルのナチスの強制収容所経験に基づいた書籍。 かなり有名ですよね。 だいぶ前に読んだのですが、心理学系の本を読んでいたら、名前が出てきて、再度読み流しをしました。 著者のアウシュビッツ収容所での生活がリアルに書かれている。 が、今の時代の人にこの極限状態を理解するのは難しいと思います。 物理的にも精神的にも「何もない」状態でも人は生きることはできるといこと。 逆に「空っぽ」にすることで、生きていけるといこと。 読み終わった後は、切ない物語を読んだ時と同じよ
他に木暮太一さんの本は「カイジ」シリーズなど数冊読みましたが、この本は秀逸でした。 マルクスの資本論を現代社会でどう解釈するか、必要なエッセンスをピックアップして、まとめた感じ。 既存の会社や雇用の限界はたとえAI社会が来なくてもやって来る。 そういった社会でどう生きていくのか、何をもって「幸福」とするのか、経済を通して「生き方」を考えさせられる内容。 個人的には「給与の限界」の説明をしてもらい、現実に起きている幾つかの問題の原因の1つを見つけられたので、この本もオススメの
サッカーJリーグ、サンフレッチェ広島のファンである私は森崎兄弟の病気の話は彼らが現役時代から知っていました。 2人共何度も離脱と復帰を繰り返し、試合に出られない期間を過ごす。 何の説明もなく、ベンチから外れると「また再発したかな」と心配になったりしてました。 (プレスリリースはオーバートレーニング症候群と慢性疲労症候群、プレスリリースが出ない時もありました。) ただ、それは歳を重ねて徐々によくなっているのだと思っていました。 ですが、実際はそうではなかったこと、再発を繰り返
タイトルはセンセーショナルで冒頭に2019年5月に発生した交通事故の話からスタートします。 ただ実際の内容は「言ってはいけない 残酷すぎる真実」の2019年版。 同じ内容の引用もされており、どちらか一冊を読めばよいと思います。 書籍の商業的側面を観た感じです。
学力は遺伝する、犯罪は遺伝する、努力では如何ともし難い壁がある。「それを知った上でどうするか」を考える為の本。不都合な真実から目をそむけることによって、潜在化されている問題を解決出来ない現在より、真実を受け入れた上で「どうするか」を考えた方が良いのではという問題提起。「学力は遺伝する」「それをある程度補えるのは習慣」腑に落ちる内容でした。
「自分の考えている常識は世の中の常識ではない」ということを突きつけられる本。 ここでは「非行少年」が主役で、非行少年の思考、理解について言及しているが、私達が普段日常生活を送っている中で、非行少年程の認識の齟齬はないが、たくさんの齟齬が生まれていることを想像させる。 そしてその齟齬は、思いがけないトラブルに繋がる可能性があるということを認識させられたし、それは「ぞっ」とする内容でした。 「サピエンス全史」とは別の方向で世界観の広がる内容でした。
本を読んでいるとたまに「ぱぁ」と世界が開ける感覚を持つことがあります。 自分の常識が常識ではないこと、新しい考えにめぐりあえること。ここ10年で一番衝撃を受けた本でした。 「人類」ではなく「サピエンス」の歴史。 初めから衝撃的でした。 今まで自分が深く考えずに身につけていた「常識」は既に常識ではない。 また宗教観や帝国主義、自由主義、科学、種の繁栄、個の幸せ、考えることが盛りだくさん。 『自由主義』とは。 歴史なので何かを纏めるのではなく、問題を提起されて終わっ
タイトルやカバーは将来の不安を煽るような雰囲気だが、筆者はどちらかというと楽観主義者で、最初はタイトルと内容のギャップに戸惑います。 AIをベースに近い将来のライフスタイルについてかいているのですが、途中からAIから遠くなり、全体的説教じみた内容になっていきます。 そういう風に感じさせるような内容だったのが残念でした。
AI関連の入門書としてはとても良いと思いました。 AIの歴史(現在は第3次AIブーム)からAIの得意なこと、不得意なこと、ディープラーニングの考え方等が文系出身の私でも何となく理解出来る内容になっています。 オススメです。
筆者は日常の疲労、仕事疲れ等は肉体よりも精神的なものによる自律神経の乱れが原因としている。自律神経の乱れはただ休んだだけ、身体を動かさないだけでは、解決しない。 逆に身体を動かすことにより、自律神経をリフレッシュさ競ることが重要。 「健康とは、質のいい血液が全身に流れている状態」 わかりやすい健康の表現だと思います。