YouTubeやるなら絶対知っておくべきこと【ステップ1】ー2021年YouTubeの市場と収益方法ー
はじめまして!動画編集者のAKIです
今回はYouTubeを始めるための事前知識を、以下の方に向けて発信します🙌🏻
☑これからYouTubeを始めたい方
☑YouTubeがなかなか伸びなくて悩んでいる方
☑動画編集でYouTubeを活用する編集様者の方
某ビデオスクール公認のものなので、意外と知られてない情報盛り沢山です!
2021年最新のYouTubeの予備知識/企画から編集のロードマップの作り方/編集のコツ/動画投稿後の運用方法(アナリティクス)等を3ステップでまとめていますので、ぜひ続編も読んでみてください☺️
不安で悩んでいる方が行動に移せるように、後押ししたくて執筆しました。一緒に考えていけるよう、表などに空欄を作っています。是非手を動かしながら読んで下さい。
目次
【ステップ1】YouTube開設前の準備
1-1.YouTubeの市場と今後の見解
1-2.収益化の6つの方法
1-3.ロードマップの作り方
YouTube開設前の準備
1-1.YouTubeの市場分析と今後の見解
YouTubeがGoogle社に買収されて以来、素人でもアナリティクスを活用し、動画をUPし続けることで収益化が簡単になりました。しかし2020年のコロナの影響もあり、有名芸能人や専門家などもYouTuberとして参入し圧倒的に素人とプロでは不利な状況になりました。
視聴者にコンテンツとして楽しんでもらうためには、これまでより一層ジャンルを絞って行く必要もあります(例:料理→スイーツ→和菓子のチャンネル)
またYouTubeはこれまでのようなテキストスクロール動画や、無加工で低品質の趣味動画、粗悪な態度のインフルエンサーを排除する動きもあります。2020年8月にはユーザー広告ブロッカーを適用出来るようになり 、迷惑広告などの割合が減り、8分以下の動画にchromeがブロックをかけることを発表しました。つまりchromeのブラウザ上では、アンスキッパブルのプレロール/ミッドロール/閲覧途中に3分の1を隠す画像・テキストの3種類の広告が、8分以下の動画には適用出来なくなったと言うことです。加えて2021年より、YouTube shortsといった縦型のショートビデオが投稿できるようになり、公式サイトには今後ショートビデオの収益化も可能になるかもと記載されています。YouTubeは今後、ショッピングやキッズ向けのコンテンツを拡大するロードマップを公開しました。以上のことを踏まえると、これからはYouTubeを使って稼ぐだけではなく、“何がしたいか”を重視する時代になってくると想定されます。
今後YouTubeでも広告規制が予測され、8分以上の高品質な動画の需要が高まっています。それに追い打ちをかけるように4000時間の視聴時間と1000人以上のチャンネル登録者が収益化までのハードルであり、これを超えないとアドセンス広告による収入が得られないということです。
ちなみに2021年1000人登録者を超えるのは20%と、かなり厳しい状況になってきました。
加えて、例え収益化出来たとしても、収益化1ヶ月後の収益は急成長しない限りは数千円~数万円というのが現状です。※1万人登録でやっと20万(1ヶ月の生活費)を稼げると言われています
Vloger(ビデオブログ発信者)やステレスYoutuber(顔を出さないYoutuber)、Vtuberでゲーム実況など参入のハードルが比較的低いものもありますが、同じテーマで動画を何100本も上げていくことが必要です。なので、自分の興味がないジャンルは続かないので、おすすめしません。
YouTubeオススメジャンル
・実用的な動画(ダイエット、料理、ヘアセット、筋トレ、操作説明など)
視聴者が一緒に手を動かせる「参加型」の動画や、繰り返し再生してもらえるフィットネス系のチャンネルは有力です。コロナ渦では特に自宅で実践できるものがいいでしょう。
・ゲーム実況
競争率は上がっていますが、マニアックな解説や最新の情報のみを発信するなど、まだまだ工夫次第では人気は取りやすいです。
・珍しい人のVlog
2020年Vlogが流行り、芸能人のルーティーン動画など、様々な人が参入しました。まだあまり公開されていない政治家のVlog、超絶貧乏人のVlogなど、今年はもっとジャンルが増えていくと思われます。
・ペット動画
こちらも現在かなり競争が激しくなっていますが、人々の人気は獲得しやすく、キャラクター性(ペットの性格など)追いたいと思ってもらえれば、ファンも着くでしょう。また、中の人(=ペットの飼い主)等の出し方も工夫次第で人気がつきます。(飼い主さんのネイルかわいい!足細い!など)
・ニッチな動画
例えば「スカイダイビングで世界一周」や「コンビニフードだけで健康に過ごす」など、アクティビティや料理チャンネルの中で、差別化をしてニッチな層を狙ったチャンネルも、ファンを付ければ強いです。ただ当たり外れが強いので、かなり分析が必要です。
※個人的には海外視聴者向けの動画もおすすめです。モッパン(ひたすら食べる)動画などのように世界で共通して楽しめるコンテンツはまだまだあると思います。海外の視聴者数は多く主要言語の英語を使えれば、ターゲットも広く捉えられます。
YouTubeをめぐる23の統計データ<2020グローバル最新版>
1-2. 収益化の6つの方法
先程、登録者数が1万人を超えれば、1ヶ月の生計が立てれると言いました。
ただし注意すべきは登録者数がいても再生回数が少なければ、もちろんこれほどの収益は出せません。また、YouTubeの収益機能をフル活用するには、有名な広告機能以外も活用する必要があります。以下、6つの方法が現在YouTubeが認定している収益化の方法です。
①広告収入(アドセンス)
YouTubeアドセンス収入=動画の再生回数×10%
つまり何回再生されるかが大事!
以下は主な広告の種類です
②スーパーチャット:視聴者から支援金やコメントをもらう(YouTubeに対して3割の手数料が発生する)
③YouTubeチャンネルメンバーシップ(ファンクラブ)
YouTubeチャンネルメンバーシップは、動画投稿者が用意した特典をそのチャンネルのメンバーになることによって視聴者が受けられる仕組み。視聴者からのメンバー料金(月額)を収入として得ることができます。
④アフィリエイト
YouTubeの投稿動画ページに自身で直接提携したアフィリエイト広告を掲載し、クリック数や商品購入数に応じて広告主から紹介料を得る方法です。
お金の流れがYouTubeを挟まず「広告主→動画投稿者」もしくは「広告主→アフィリエイト仲介サービス(ASP)→動画投稿者」
広告を見た視聴者が、商品URLに飛び商品を購入した場合などに、報酬が発生
⑤オリジナル商品販売(イベント・グッズ・オンラインサロン等)
YouTubeを媒体として自分の商品を宣伝し、視聴者に販売して収益をあげる方法
⑥企業案件
企業から直接依頼を受け、その企業の商品やイベント等を動画で紹介することで宣伝料を得る方法。
動画投稿者側は収入以外にも「企業案件の依頼が来るほど評価されている」という一種の「箔」を得られるメリットがあります。
私の担当のYouTuberさんも1000人登録前から著書制作の依頼がきたりしていたので、収益化前でも諦めずに有益な情報を発信し続ければ、チャンスはあります。
多くの人気YouTuberは、ここまで紹介した6つの方法を複数組み合わせて大きな金額収入を得ています。
また4月・12月の決算前は会社の決算時で広告出稿料の流れが変わるので広告単価が上がります
例)視聴回数×10%→視聴回数×40%
また、夏休み期間は視聴者が増えるため、視聴回数を狙って、毎日投稿するYouTuberの方も多い様です。
1-3. ロードマップの作り方
中編では実際に企画・構成、効果的な編集方法などご説明しますが、まず収益化を目指す上で重要なのは目標を作ってロードマップを立てることです。
人それぞれ目標が異なると思うのでまずは、下記のフォーマットのように自分自身の目標を書いてみて下さい!
次に、自分のチャンネルのコンテンツを決めていきましょう。
ここからマーケティング要素も入ってきますが、登録者=ファンのペルソナ分析もある程度必要です。
「自分と同じ趣味を持つ人にチャンネル登録して欲しいから、自分の好きなものを発信し続ければいいや!」
これだと、ダメですよね。
自分と同じものが好きな人だって選ぶ権利はある。なぜ自分のチャンネルを見たくなるのか、ここに価値を生み出して下さい。
そのためにはビジネスと同じ5W1Hを活用するのが効果的です。
Why(何の目的で)、When(どの時間帯に)、Who(誰が)、What(どのようなコンテンツを)、Where(どこで)/How(どのようにして)見るのか?
「その趣味を持つ人は世の中に何人いる?」
「既に同種のチャンネルで成功している人はなぜ成功しているのか?」
「1週間に何回、どの時間帯に動画をアップすればいいのか?」
「そもそも自分にできるのか?」
様々な疑問が浮かび上がってくるはずです
チャンネルを企画する前に是非考えてみて下さい。
ちなみに、解答例はこのような感じです。
例)本を解説する読書系のチャンネル
【ペルソナ】
自分と同じ30代半ばの男性…サラリーマンでビジネス・啓発・投資系の本を好むが、日々の仕事に追われ読書する暇が無く、知識をインプット出来ないことに悩んでいる…audibleなどの朗読アプリも1冊読むのに6時間かかるし、もっと端的に理解したい…休日は小さい娘と出かける時間を大切にしたい。
そんな人が…
Why(効率的に知識を得るために)、When(水曜日の仕事終わりに)、Who(30代半ばのサラリーマンが)、What(本の要約チャンネルを)、(電車などの帰宅中に)、How(イヤフォンをして8分間でざっと聞く)
ここまで考えると、自分が何を発信すべきか
かなり具体的に浮かんできませんか?
ここから競合(類似)のチャンネルを探したり、人気のコンテンツを分析したりする必要がありますが、それは次回ご紹介するので、
今回は5W1Hが決まった後、以下のロードマップを埋めてみて下さい。
具体的な行動計画を持つことができ、余裕を持ってチャンネル運用が可能になります。
そして、ステップ1で明確になったこのロードマップを活用し、ステップ2では具体的な企画や編集方法などをお伝えしていきます。
ここまで読んでくださった方
ありがとうございます
少しでも情報の肥やしになればと思います
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?