総裁選:静かに進むロックダウン論
いわゆる、ロックダウンに関する法改正について、河野氏、高市氏が検討することを表明している。河野氏が当選し、支持率が少し回復したくらいでロックダウンの話をし始めるのではないか。なぜか、野党を分断するためである。憲法改正に向けて、ロックダウンなしで感染がおさまってほしくないのだ。現行憲法下でもロックダウンは可能というのはそうだろう。私より専門家が詳しく述べているのだから。しかし、もちろん、運用上の問題はある。来年の参院選に向けて、憲法改正のムードを自民党が作りたがるのは当然だ。ロックダウンに関しては、れいわや国民民主党は賛成するだろう。社民、立民、共産は反対すると思われる。もしかすると、可能なうちに法制化しろと国対委員長などを通じて、自民党が野党に迫ってくる可能性はある。法案が一度審議されてしまえば、ロックダウンが施行されなくとも、支持者レベルでの野党分断を可能にしてしまう。参院選で野党が分断されているうちに自民党の議席を維持し、維新の議席を増やすという改憲へ進んでしまうかもしれない。ロックダウンに関する法案を審議さえさせてはならない。そして、立国社共れはロックダウンについての法案が提出された場合の戦術と選挙区調整への影響が出ないことへの保証を秘密裏に準備している必要がある。誰が総裁に選ばれようとも、自民党内の派閥争いを煽り立て、混乱のうちに首相を引きずり下ろす解散に持ち込むという方針で自民党政権を退陣に追い込み、自民党そのものを空中分解させることを目標にしなければならない。
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