山形銅像コレクション〜水野三郎右衛門元宣〜
山形市を旅行しました。徒歩で山形市内をぶらぶら巡っていたら、いくつか銅像に出会ったので備忘録も兼ねて。
山形に来てまず出会ったのが
こちら、水野三郎右衛門元宣の銅像。豊烈神社の入り口に立っています。この人が何をした人なのか全然知らなかったのですが、略歴を見ると銅像が建つ理由もわかりました。
26歳で山形藩の首席家老になったほど優秀な人です。慶応4年に薩長軍が東北に攻め入った時にはあわや山形は戦火に呑まれるところでしたが、水野元宣の奔走で救われたとのことです。
新政府成立後は奥羽越列藩同盟に連座した責任を一身に引き受け、27歳で刑死した、と横の看板に書かれてました。
山形市のサイトには豊烈神社がどういう神社なのか、書かれています。
この銅像は
明治35年(1902年)に建立
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昭和18年(1943年)に供出
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昭和21年(1946年)に再建
彫刻家服部牛山の塑像
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老朽化著しかったため、令和3年(2022年)に再建(クラウドファンディングで)
といった来歴の銅像です。
元宣が亡くなったのは27歳。山形を守るために奔走したのは26歳。
今の自分と同い年くらいです。背負ってるものや生きた時代が異なるとはいえ、自分だったら我が身可愛さでそんな選択できないかもしれない。しかも何回も再建されるあたり、元宣の慕われ方が分かりますね〜
良い銅像と出会えて幸先良かったです。
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