読書感想文:偶然屋
選書交流サービスchaptersから届いた5月の本。
偶然を作る職業「偶然屋」の仕事を書いた一作。
偶然、といってあなたは何を思い出すだろうか。私は大学卒業後の朝8時ごろに丸ノ内線に乗ったところ、たまたま大学時代の恩師に出会ったことを思い出す。 恩師もその日は普段乗らない丸ノ内線にたまたま乗ったと話していた。
ラッシュ時の丸ノ内線で、同じ時間の同じ車両に乗るという偶然はいったいどれくらいの確率なのだろうか。
こうした偶然を仕掛ける人がいたら?本作はそんな職業「偶然屋」の話を絡