ねずみ男は悪くない~その①~
いきもの画家 poppoです
福岡県大野城市辺りで画家活動をしています。
土日祝以外はブログ更新出来るように頑張ります( ´∀`)
今回はゲゲゲの鬼太郎のねずみ男にスポットを当て2部に分けてお話したいと思います。
私の夫は妖怪に詳しく、鬼太郎に出てくる妖怪の名前を一目で言い当てる謎の特技を持っています。
そんな夫が「鬼太郎に出てきた妖怪の中で一番怖かった」と言って見せてくれたのがこちら
「これに出てくる泥田坊が怖いんだ」と
夫は鼻息荒く語りますがそんなことより私はこの話でのねずみ男の扱いが気になってしょうがありません。
ねずみ男といえばお金に汚くてずる賢く卑怯なイメージがあり、今回見た話の中でも皆に悪者扱いされています。しかし私には彼の言う事が正しく思えて仕方ありませんでした。
今日はこのお話の登場人物をご紹介。
こちら「妖怪泥田坊」
田んぼに住む片目の妖怪。
開発によって地域の田がなくなったことに対して怒り、元凶である新幹線を雨の日に襲う。倒しても倒しても復活し、身体をバラバラにされても分裂して襲いかかる。火を吐く。しかし火に弱い。
こちらは今回の依頼者。「山中けんたろう君」
父が泥田坊の悪夢にうなされていることを鬼太郎に相談。新幹線のせいで土地は奪われ父も寝込むことになったと嘆いているが、修学旅行を楽しみにしており、「新幹線がないと困るよ」とも訴える。
矛盾した気持ちに心が揺れる。
けんたろうの父「山中さん」
泥田坊の悪夢に夜な夜なうなされ寝込んでいる。
新幹線の為に地域の住人が次々に土地を売る中、最後まで田を売る事を拒否。「ねずみ男さんに言葉巧みに土地を取られた」と訴えている。
「猫娘」
ねずみ男の一挙一動に腹を立てる
ひっかき攻撃がメインでねずみ男が一番被害を受けている。(一反木綿もたまに受ける)
脚力も相当なもので、今回の話の中でも巨大な泥田坊に向かって「泥田坊!泥田坊!わ"あ"あ"ー!」と
絶叫しながら泥田坊を越えて明後日の方向へ飛んで行く。怒ると顔が恐い。
最近のアニメでは長身美少女化に成功。
主人公「鬼太郎」
今回も体を張って人助け。
「ねずみ男」
欲に目が眩み悪行を働くことが多いキャラクターだが今回ばかりは彼の味方になりたい。なぜなら彼は正当な報酬を望んでいるから。そこの所を次回詳しくお話していきたいと思います。