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他人の人生を奪ってまで 親ガチャを選べるとしたら あなたは選びますか? 韓流ドラマ『ゴールデンスプーン』


10月28日〜BSで
2022年の作品
『ゴールデンスプーン』が
始まりますね。

貧乏な家に生まれたイ・スンチョンは塾に通わずとも常にトップの成績を保つ天才高校生。

彼は自分の努力次第で、いい大学へ行って、大手企業に入れば上流階級に仲間入りできると夢見ていた。

上位0.01%が通う名門高校に優秀な成績で入学できたスンチョンだが、周りを見渡すうちにある厳しい現実に気付く――格差社会の韓国では、結局生まれた階級で運命が決まってしまう。お金も地位も人脈もない自分は頭脳だけでは人生変えられない。

鬱憤でいっぱいのスンチョンは、ある日偶然に奇妙な金のスプーンを手に入れる。そのスプーンで誰かの家で三回食事すると、その人と人生を交換できるらしい。

半信半疑のスンチョンだが、スプーンの魔力で裕福な家系の友人と人生を入れ替えてしまい、周りを翻弄することになる……

https://filmarks.com/dramas/12620/17397



貧しい家庭で育った主人公イ・スンチョン役はユク・ソンジェさん。

『トッケビ 』で知り、その後出演作品を探して観ていました。


裕福な家庭で育ったファン・テヨン役はイ・ジョンウォンさん。

他にもお見かけしましたが、しっかり拝見したのは、こちらの『君を嫌いになる方法』だったかも?


ナ・ジュヒ
役はチョン・チェヨンさん。

現在配信中の『組み立て式家族』に出演されています。

わたしはまだ視聴できていませんが、華流ドラマ『家族の名において』のリメイクだそうで本家の方を視聴中。

この内容は韓流ドラマの得意分野だなと期待しています。



オ・ヨジン
役はヨヌさん。

「ナンバーズ」に出演されています。こちらは会計士のストーリーです。こちらも視聴中。



韓国では『スプーン階級論』というのがあるようですね。

スプーン階級論(スプーンかいきゅうろん)あるいはさじ階級論は、大韓民国発祥のスラングあるいはミーム。

現在の韓国社会に広まる「親の職業や経済力によって人生が決定され、本人の努力では社会階層が上昇することはない」という考え方を象徴する言葉。

日本の「親ガチャ」に類似したネットスラングである。

Wikipedia

そんな日本でいうところの親ガチャを、自分で選べるとしたらどうでしょうか?

主人公スンチョンは、路上で骨董品を売るお婆さんから

「金持ちになれる金のスプーンだ」

と、いわれ半信半疑で購入します。

このスプーンの設定が細かい!

骨董屋のお婆さんのセリフ。


金持ちになれる金のスプーンだ

親を替える覚悟があるなら金持ちになれるだろう

同級生の家に行き それで3回食事をしろ

そうすれば その子とお前が入れ替わり

その子の親がお前の親になるはずだ


誕生日に実の親に会ったら

元の自分に戻ってしまう

2人とも実の親に会わないように気をつけろ

選択は常に代償を伴うものだ


あんたには3回の機会がある

1か月、1年、そして10年が経った時

今日中に元の家に戻って食事をしなさい

スンチョン)1食でいいんですか?

そうだ 1食 そうすれば全てが元どおりになる

スンチョン)テヨンは?

スンチョンだった時の記憶は消し去り、元の自分に戻るだろう

このスプーンに関する記憶は消えないが……

1年後にまた会おう
その時にもう1度
親を替えるチャンスが与えられるだろう


人のスプーンで食事をすると、持ち主の記憶が全て見える

最後のルールは少々ネタバレですが、金のスプーンの持ち主はスンチョンだけではないのです。

その方が複雑化して面白そうでしょう?

それにしても相手の家で3回食事って、結構難易度高いですよね?

しかも「僕、マイスプーンあるんで。」って言わないといけない。(笑)

最終回では、今は主役級の俳優ナ・イヌさんが出演されています。今、観ると「なんて贅沢な使い方なんだ!」と思ってしまいます。


金のスプーンの存在が問う、友情・恋愛・家族愛といった感情が絡み合う究極の選択。

貧しいままで家族と苦労を共にするか、また貧しさの中でも大切なものが何か。

それとも他人の人生を奪ってでも裕福な家庭に移るか、裕福さが本当に幸せを保証するのか。

本当の幸せとは何か?

あなたはどちらを選びますか?

           個人的には正直どちらも選びたくない環境ですけどね(^◇^;)


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