時代劇×ファンタジー×ロマンスは、まさに少女漫画だった!韓流ドラマ 「太陽を抱く月」・「ホン・チョンギ」
今でこそ珍しくはないですが初めて観た時は、時代劇にファンタジー要素が!?と衝撃を受けた2012年の作品「太陽を抱く月」
こちらと「ホン・チョンギ」両作品とも原作はチョン・ウングォルさん。
この記事の中にもちょっとだけふれた「トキメキ☆成均館スキャンダル」の作家さんです。
この作品も「花ざかりの君たちへ」「桜蘭高校ホスト部」を彷彿させるザ・少女漫画の世界観でした。↓
↑6話の途中までのあらすじなのですが、ここまでは子役さんたちが演じています。
イ・フォン 世子(王子)役
ヨ・ジング(当時15歳)
ホ・ヨヌ/ウォル役
キム・ユジョン(当時13歳)
ユン・ボギョン役
キム・ソヒョン(当時13歳)
豪華俳優さん揃いの子役時代が観れます。
この作品以降、この御三方の作品を追ってるぐらい。
この御二方は青年期役↓
陽明郡
イ・ミノ(当時19歳)
世子の兄で庶子なのですが、「俺が先にヨヌを好きになったのに!」と、とにかくずーーっと切なく1番可哀想な方なのです。
ホ・ヨム
イム・シワン(同時24歳)
ヨヌの兄。
こちらも若き才能を潰されてしまう可哀想なポジションです。
今回改めて作品を見返してみて驚いたのですが、イム・シワンさん現在36歳で、この頃と全然お変わりなく本当に爽やかです。
まずは1話冒頭で殺人を目撃してしまった巫女アリが、口封じのため呪詛の罪をきせられ追われる身となってしまいます。
この巫女はノギョンの友人でとても強い霊力を持っていました。
アリが追われているところを一時的に助けてくれた女性がヨヌをお腹に宿した母でした。その時アリはヨヌに関する不幸な未来が見えてしまいます。
助けてもらったアリは「お子様のことは死んでもお守りします」と、ヨヌの母に約束して去っていきました。
結局アリは捕らえられてしまい、拷問の末に亡くなります。
亡くなる前にアリはノギョンに「私の代わりに守ってほしい子がいる。太陽に近づくと滅亡することになるものの、太陽のおそばに仕える運命を持った子だ。その子を無事に守り抜いてほしい」という遺言を残しました。
あらすじの中に出てくる
巫女のノギョンは大妃に逆らえずヨヌを呪詛した罪悪感と友人アリから託された遺言のために、なんとかヨヌを生かすため苦肉の策で薬を飲ませ仮死状態で埋葬するのです。
このシーン。掘り返す途中でユジョンちゃん…じゃなかったヨヌが目を覚ますのですが、怖かった……
早く!もっと早く掘って!と、いう気持ちになります。
一命を取り留めたヨヌは、素性を隠すため新たに巫女ウォルとして生きていきます。
6話の途中から成長した姿にかわるのですが、王イ・フォンをキム・スヒョンさんが演じます。
最近話題になった「涙の女王」からキム・スヒョンロスで、こちらのドラマに流れた方もいるという意見もネット上でチラホラみかけます。
巫女、呪詛、儀式、アリの予知、太陽と月、フォンとヨヌの出会い、宙に浮く傘 etc…と、ちりばめられたザ・少女漫画的ファンタジー要素。
様々な陰謀に翻弄されながら、ウォルが少しづつ記憶を取り戻しヨヌに戻るまで。
ウォルの中に、どうしてもヨヌを重ねずにはいられない王イ・フォンと陽明郡の三角関係。
こちらが見どころです。
そしてシリアスの中にもユーモアを!
王イ・フォンと、カワイイ尚膳・ヒョンソン(王専属の宦官)の掛け合いも注目してみてくださいね。
キム・ユジョン×アン・ヒョソプ主演だったので、ずっと観たかった作品でした。
U-NEXTでやっと観た直後にNetflixでも配信が始まるという…あるある。
もう1話、2話から大好物な世界観で、
と、いう語りとともに今作も儀式、巫女、神々の存在、同日に生まれた運命の2人チョンギとラム。
「太陽を抱く月」から、さらにパワーアップしすぎた!?ファンタジーロマンス時代劇となっています。
1話、2話は子ども時代。
3話から大人になった2人の姿が観れます。
前作同様、時代劇姿がとってもお似合いで美しいユジュンちゃんと、赤眼のアン・ヒョソプさんが素敵です。
思い出の地、桃の花畑のシーンは2人のビジュも相まって、どれも美しい!
そして画工のお話なので絵を描くシーンが多いです。
どこまでその時代を正確に表現されているのかわかりませんが、どのような画材を使い、どんな工程で御容(王の肖像画)を完成させるかの様子がみれたのは興味深かったです。
その体勢で筆先だけで、この緻密な模様を一発描き!?とか。とくに筆先がアップになるところ、よーーく観てください。
最後にこちらは「トキメキ⭐︎成均館スキャンダル」の原作本。
なんと続編が存在するとは知りませんでした。
これから読むのですが、レビューをみると原作の方が良いとみなさん書かれているので楽しみです。
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