ディズニー創立100周年・映画「メリーポピンズ」を観て
1964年公開。59年も前の作品ですが、わたしは小学生の時(10才〜12才)に、録画して何度も観ました。
間違えてビデオを上書きしてしまわないように、爪をしっかり折って。(この表現はいくつぐらいの方まで伝わるのかな?)
長女もわたしの影響で小さいころ何度も観ていました。
とても思い入れのある作品なので、「リターンズ」「ウォルト・ディズニーの約束」と3つに分けて投稿してみようと思います。
劇中歌の「Supercalifragilisticexpialidociousスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」
「お砂糖ひとさじで
A spoonful of sugar」を
当時は吹き替えで観ていて、一生懸命覚えたりしました。
大人になってもう一度観ても子供たちのかわいらしさと、メリーポピンズ役のジュリー・アンドリュースの美しさ、ユーモアのあるバーク役のディック・ヴァン・ダイクが魅力的でした。
ジュリー・アンドリュースといえば、ディズニーではないけれど「サウンド・オブ・ミュージック」も何度も観ていました。
当時は小学生だったので、単純にストーリーを楽しんで観ていましたが、大人になって観ると、その背景が気になりました。
メイキング映像を観て、ブラックバックでのお芝居+アニメーションとの合成、ワイヤー、逆再生、コマ撮りなど、60年近く前にこのように撮影していたことに驚きました。
セットと背景画、キャストのファッションの色彩がきれいにマッチして、ずっと絵本の中の人物が動いているよう。
2004年にジュリー・アンドリュース、ディック・ヴァン・ダイク、作詞作曲家のリチャード・シャーマンが3人で当時を振り返りながら談笑しているところがディズニー+の特典映像で観れます。
当時を思い出しながらサラッとピアノを弾き語るリチャード・シャーマン。
この映画にはジュリー・アンドリュースの夫(舞台セットデザイナー)も参加していて、セットの街並みが素晴らしかったと語る3人。
ウォルトの事をこう語っています。
この特典映像を観てディック・ヴァン・ダイクがバートと銀行頭取のドース二役をこなしていたことを初めて知りました。
このようにユーモアたっぷりにお話しされています。
3人のウィットに富んだ会話も楽しんで観てください。
改めて鑑賞してみて、自分が親となった今、親子関係のあり方、子供たちへの関わり方など、別な視点でも観ることができた良い機会になりました。
小さいお子さんがいる方で、まだ観たことがない方は、お子さんがワクワクするような演出になっているので、ぜひ。
全体の時間が長めなので数回に分けて観るのもいいかもしれません。
最後にVOGUE JAPANで、
「メリーポピンズ」のファッションは歴史的に正しい?専門家が検証
と、いう動画を見つけました。少々、無粋なテーマでは?と思いましたが、動画の中のイラストや写真が素敵だったので貼っておきます。
では、また明日。