韓国に興味のなかった私が韓国語の勉強を始めたきっかけ①
私は今まで韓国という国に無関心でした。
ただ海外(英語圏)への興味は幼いころからあり、小学生の頃に英会話教室に通ったことをきっかけに、英語を使った仕事に就きたいと思うようになり、とにかく英語の勉強を頑張って高校卒業後にはオーストラリアへ語学留学までしました。
その留学中に中国・タイ・インドネシア・ブラジル・ベトナム・スペイン…と様々な国の方と出会い、英語圏だけじゃない国にも興味や関心・好感を持つことが出来ました。
特にタイの人は暖かくて、留学中沢山助けてもらいました。私の留学生活が楽しいものになったのは彼ら彼女らのおかげといっても過言ではないです。タイ料理のお店も沢山紹介してもらって、オーストラリア留学中にタイ料理が大好きになりました(笑)
中国に関しては元々あまりいいイメージを持っておらず、ずっと嫌悪感を抱いていたのですが(ごめんなさい)実際に中国人の友達ができ、文化の違いを理解することができてからは以前のようなマイナスな考えを持つことは少なくなりました。
日本人もみんな海外の人が想像するような日本人かと言われたら絶対違うし、何か嫌なことがあったときに「だから〇〇(国)の人は嫌い」と国で考えることが無くなりました。オーストラリア留学で英語は伸びなかったのですが(汗)異文化への理解が高まり、人としてすごく成長できました。
・・・で本題の韓国は?
実は留学中、クラスに韓国人の男の子が1人いたのですが、うーん。。。正直すっごく苦手でした(笑)みんな英語を学びに来てるから、うまく話せなくて当たり前なのに、出来ないことを鼻で笑われて。確かに彼は、なんで上のクラスに行かないのか不思議な位、私を含めた他の子よりも遥かに話せていました。でも、だからといって頑張っている人を笑うのは違うじゃないですか。その他にもどこか上から目線な話し方や、小ばかにしてる感がとにかく苦手で。この男の子の他にも留学中にあと3人程韓国人の子と出会ったのですが、やっぱりなんだかちょっと合わなくて、「あぁ、極力関わりたくないなぁ」って思っていました。
私が育ってきた環境的にもどこか嫌悪感を持っていて(家族が”嫌韓“とまでではなかったはずです)私も無意識のうちに好きじゃないという印象を持っていたからだと思います。そもそも嫌韓という言葉やその考え方を知ったのも韓国に興味を持ってからでした。
日本で韓国ドラマブームを引き起こした「冬のソナタ」も見たことないし
第1次KPOPブームの「東方神起」「KARA」「少女時代」あたり(この頃は私は中学1年生くらいだったかな?)もノータッチで生きてきました。それに、なんでそんなに流行ったのかもよく分かりませんでした
KPOPに関しては特にそうで、わざわざ日本にきて活動する意味が全く分からず「なんで日本のテレビに出るの?韓国でやればいいじゃん」って思ってました。私は物心ついたころからジャニーズ一本愛だったの「KPOPアイドルはジャニーズのパクリ」とすら思ってました。それから、海外の方が話すちょっと独特な日本語が苦手で。「海外のアーティストは日本の音楽番組に出ても英語の曲を歌うのに、なんでこの人達はカタコトの日本語で歌うの?意味が分からない。何のために?」と思ってました。
それに韓国と日本は国同士の関係があまりよくないですよね。大人になった今でさえも歴史や政治は難しいのに、幼いころはもっとチンプンカンプンでニュース番組のキャスターさんから発せられる情報は全て正しいと思ってテレビを見ていたから、そりゃあ韓国にいいイメージは持ちませんでした。持てませんよ。
そんなこんなで「韓国人が嫌い・韓国という国が嫌い」というよりなんとなく「韓国には関わりたくない」という感情を持って生きてきました。
それはBTSがDynamaiteで全世界に大きな影響を与えた時も変わらずで
私はとにかく無関心でした。
「へえ~バンタン?知らんな~」ってしてました。
流行にも周りの人にも流されず、無関心を貫いてきた私が韓国に関心を向け始めたきっかけはBTSじゃないんです。というか、そもそもきっかけはKPOPアイドルではなく「オーディション番組」です。
そう、全ての始まりはオーディション番組「Nizi Project」でした。
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