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「ポプラ社通信」note始めます。(会社見学編)

ポプラ社の想いや取り組みを紹介していく「ポプラ社通信」noteの第2回。社名の由来や企業理念を紹介した第1回に続き、今回は会社見学風に、もう少しポプラ社を紹介させていただきます。

「本の話」でつながるライブラリーウォール

今年創業75周年を迎えたポプラ社。2004年から新宿区大京町に大きな看板がある本社ビルを構えていましたが、老朽化もあり70周年を機に本社移転を決定し、2018年10月から千代田区麴町にある住友不動産ビルに本社を置いています。

受付から見たライブラリーウォール

本社エントランスの受付から最初に目にはいるのは、ずらりと並ぶ本棚。ここには人気作品や新刊が展示され、最上段にはポプラ社歴代の人気シリーズや作品が年代順に並んでいます。お客様に「本の話」で盛り上がってもらえたらと配置したライブラリーウォールです。

最上段には歴代の人気作品が年代順に並ぶ

新本社お披露目以来多くの方が来社されていますが、懐かしい表紙を見つけて、あちらこちらで「このお話小学校の教科書で読みました」「あ!これもポプラ社さんの作品だったんですね、すごく好きでした!」と、本の思い出話で盛り上がっている場面に遭遇します。こどもの頃好きだった本の話をする時は一瞬こどもに戻るのか、皆さんとてもいい笑顔です。

SNSで人気の記念撮影スポットも

ライブラリーウォールを抜けるとオープンラウンジへ

ライブラリーウォールを通ってドアをあけると、来客用のミーティングスペース兼イベントスペースのオープンラウンジがあります。自社で読者イベントを開催したり、動画の撮影や他社も含めた大人数の会議で使用されたりと多目的に活用されています。

ここには、世界に数台しかない「かいけつゾロリ」柄の自動販売機があり、お客様の記念撮影スポットになっています。SNSにもけっこう登場しているので「ゾロリ 自販機」で探してみてください。ちなみにもう1台も本社の執務スペース内で活躍中です。

オープンラウンジの「かいけつゾロリ」自販機は側面もかわいい

ポプラ社の本は“ともだち”だった

私たち社員は面白い本を見つけたら出版社が気になりますが、多くの方は出版社を気にせず本を読まれているのではないでしょうか。こどもの頃大好きだった本でも、どこの本か分からないことも多いと思います。
 
ポプラ社には「ズッコケ三人組」や「かいけつゾロリ」等ロングセラーシリーズが大好きだったという社員もたくさんいます。社内ミーティングで「ポプラ社の本」の思い出について話した時、「こどもの頃、本は大人がすすめるものという感じだったけど、ポプラ社の本は自分にとってともだちだった」と話した社員がいて、この発言には多くのメンバーが共感していました。

夢中になって本を読む時間はあっという間(写真はイメージです)

「ポプラ社通信」第1回で、ポプラ社が“こどもとともに”あろうとしてきたことについて触れましたが、ライブラリーウォールで幅広い年代のお客様が「懐かしい!」「この本大好きでした」と嬉しそうに話す様子を見ていると、出版社は覚えていなくても、同じように感じてくださっていた方も多かったのではないかと思います。
 
ポプラ社ホームページの「沿革」には、児童書から学習資料や一般書籍まで、歴代の人気作品の表紙も掲載されています。皆さんにとって“ともだち”だった作品、あの頃そばにいてくれたと感じられる作品がひとつでも見つかれば、とても嬉しいです。

◆ポプラ社「沿革」はこちら

「かいけつゾロリ」、ギネス世界記録™に認定!

そして、今年35周年を迎え、ずっとずっと、こどもたちの“ともだち”だった「かいけつゾロリ」。2022年10月24日、「同じ作者が物語とイラストを執筆した児童書のシリーズでは世界で最も多い発行巻数」として、原ゆたか先生と「かいけつゾロリ」シリーズは、ギネス世界記録に認定されました!  ゾロリの冒険はまだまだ続くので、これからも、たくさんのこどもたちと“ともだち”になってくれることと思います。

エントランス、社名プレートの向かい側には、お客様をお出迎えする「かいけつゾロリ」ご一行

今年創業75周年を迎えたポプラ社も、変化の激しい時代の中で、未来に向けて色々なことに取り組んでいます。これから「ポプラ社通信」で少しずつご紹介していきたいと思います。

新連載「こどもの学びが未来をつくる ポプラ社社長・千葉均が見る、聞く、話す」とあわせて、どうぞよろしくお願いします。(広報M)