小学校と特別支援学校の働き方を比較してみた【年度はじめ編】
小学校と特別支援学校の働き方を比較してみました。
※個人的な感想になることをご承知おきください。(自治体などによっても変わって来るかと思います)
ということで、特別支援学校教諭としてまだ産声を上げたばかりの私ではありますが、小学校教諭としての記憶が新しいうちに備忘録として、
小学校教諭と特別支援学校教諭の年度初めの働き方を比較したいと思います。
結論:特別支援学校の方がゆとりがある
結論から述べると、特別支援学校教諭の年度初めの働き方のほうが、圧倒的にゆとりを感じました。
その理由を上げるとすれば、
校務分掌が圧倒的に少ない
面倒な歓迎会がほとんどない
教室掲示が少ない
係活動などを深く考えなくていい
担当する教科が少ない
配布物が少ない
クラス替えがない
子どもの数が少ない
とりあえずで列挙してみました。
簡単に解説していきます。
理由①校務分掌が圧倒的に少ない
特別支援学校は職員の数が多いため、必然的に職員一人当たりの学校運営に関わる校務分掌の量が少なくなります。
小学校教諭時代に比べて圧倒的に少なくなりました。
理由②面倒な歓迎会がない
これは、自治体にもよるかもしれませんが、現在勤めている特別支援学校では歓迎会はありませんでした。
規模が大きいため職員一人一人のつながりは、小規模校よりも薄いように感じます。
自分的には無駄な業務が減ったと感じありがたいです。
理由③教室掲示が少ない
特別支援学校は、小学校と比較して教室掲示が少ないです。
それも圧倒的に。
準備が楽です。
理由④係活動などを深く考えなくてよい
小学校は子どもの数が多く、係活動の種類も多岐にわたります。
しかし、特別支援学校は子どもの数が少ないので係活動(を含めた子どもの自主的な活動)について考える手間が減ります。
理由⑤担当する教科が少ない
小学校では、ほぼすべての教科を一人の担任で行いますが、特別支援学校は職員の数が多いので教科担任制となっています。
担当する教科も少ないです。
理由⑥配布物が少ない
配布物が少ないです。
子どもの数が圧倒的に少ないのだから当たり前です。
小学校では、新年度にはたくさんの書類を配布し、しかもそれを回収しなければならない(これがなかなか集まらない)のですが、特別支援学校ではその数が少ないです。
しかも、子ども一人一人に手厚く対応しているため、小学校のように子どもの机の中に大事な書類がぐちゃぐちゃになっているということがありません。
理由⑦クラス替えがない
特別支援学校では、クラス替えがありません。
ゆえに名簿や教材教具の入れ替えなどがありません。
めちゃくちゃ楽です。
理由⑧子どもの数が少ない
子どもの数が少ない。
ゆえに事務的な仕事量は圧倒的に少なくなります。
まとめ
まだ、特別支援学校教諭として働き始めて一週間にしかなりませんが、この最初の一週間は、小学校教諭時代に比べて圧倒的に余裕を持って働くことができています。
そして、特別支援学校教諭の方が年度当初の研修も充実しています。
やはり、時間的なゆとりがあるからではないでしょうか?
引き続き、小学校と特別支援学校の働き方を比較していきたいと思います。
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