頑張ったら頑張るほどに損をする学校教育って「おかしくね??」という純粋な疑問について語る。
頑張ったら頑張るほどに損をする学校の先生の仕事っておかしくね??
こんなふうに思ったことはありませんか?
私は、めちゃくちゃ思うのです。
皆さんご存じの通り、学校の先生は、いくら働いても残業代が支給されません。
つまり、時間外に働けば働くほどに、時間当たりのお給料は減っていくわけです。
仕事に熱意をもって一生懸命働けば働くほどに、時間当たりのお給料が減っていくってヤバくないですか?
こんなの、イヤでも「いかに効率よく仕事を終わらせるか?」にフォーカスしちゃいますよね?
そんなわけだから、
・授業中に雑務を済ませる(本当は机間指導すべきなのに)
・休み時間に雑務を行う(子どもと一緒に遊ぶのが理想なのに)
・給食は5分で済ませる(体に悪いのに)
・提出物に朱書きをしない(温かみに欠けるが仕方ない)
・職員間のコミュニケーション不足(本当は子どもについての情報共有をすべきなのに)
などなど…
本来、子どもたちのために割くべき時間を、雑務の処理に充ててしまいますよね。
そりゃそうです。
だって、働けば働くほどに損なのですから。
そりゃあ、仕事に情熱を持たずに、いかに早くに仕事を終わらせるかに注力する「サラリーマン先生」が増えるのにも納得です。
以下の図を見てください。
意識が高く、指導力のある先生には、いろいろな仕事が振られがちです。
だって仕事ができるから。
でも、何でもかんでも引き受けていると、さすがに残業が続きます。
むろん、残業代は支給されません。
たくさん働いているにも関わらずです。
頑張れば頑張るほどに疲労は蓄積し、時間当たりの給料は減っていく。
やばくないですか???
そりゃあ、「サラリーマン先生」が増えますよね。
そりゃそうです。誰もそれを批判する資格はありませんよ。
国(文科省)には、早く給特法を改正していただきたいものです。
現状のままでは、熱意も指導力もない「窓際先生」が一番お得になっているのですから。
仕事ができないから、仕事が振られない。でもお給料は、右上の先生と同じなのですから。
やってられっかよ。バカ。