優しさに溢れた「ようこそミナト先生」
「ようこそ」と来ると「我が家へ」って言いたくなる相葉担。
おはこんばんにちは、ぽさつです。
「ようこそミナト先生」を見てきたので感想を綴ります。
あらすじ
感想
演者の皆さん
相葉くん。
相葉くんって普通の人の役が上手なんですよ。ようこそ我が家へ的な。今回は普通の人を演じている陰のある人の役だったから、そこが挑戦かなと思いながら見てました。表情の変化とかは絶妙でしたね。私が言えたもんじゃないけど彼はお芝居上手くなってると思います…。
松平健さん。
いやあ、私の語彙が少なくてすごいしか言えないんですけど、圧倒的でしたね。芝居力が強い。日本語あってるの?
めちゃくちゃ引き込まれてしまった。
キャストさんも割と多めで、誰がどの役かわからなくなりそうなんですけど、ちゃんとキャラ各々が立ってて、役名と演者が一致するんですよ。すごい。
内容の感想
大いにネタバレあり
・舞台装置
この舞台見る前に、セット転換が全くない舞台を見ているので、セット転換があることにある意味新鮮さを感じました。
OPの日永ホームにうつるプロジェクションマッピングがめちゃくちゃエモかったです。四季折々からのタイトルが現れるの綺麗でしたわ。途中で、日長町の景色がプロジェクションマッピングで映るシーンなんかもあって、そこはもう涙が溢れてしまうシーンでした。
・印象的なシーン(ネタバレ)
ネタバレしてます。
父親が容疑者だってわかって、ミナト先生が自分の素性を隠しながら生きていることがバレちゃうからのお祭りからのラストシーンですね。
相葉くんが泣いていると私も泣いちゃう。ダメだ。
ミナト先生が悪いんじゃなくて、先生の父親がやってしまったわけだから、彼が全てを背負う必要は全くないけど、家族だから自分がこの街に来て罪を償う必要があるって思っちゃうのは仕方ないよなあと思ったり。私は当事者になったことがないのでわからないですけど。でも、彼がこの街に来てやってくれたことに嘘はないと思いました。多少はね、俺はやってあげてるぜ?感はあったかもしれないけど、それで街の人々が助かってるんだから、それだけで彼の存在意義は全然あるわけで。
彼は、せりふで「わかってるけど、逃げてばかりで空っぽな自分が嫌だ」的なことを言ってたけど、この町に来て、町民みんな優しさで溢れてるミナト先生に対して空っぽなんて思ってないよ〜もっと自分に自信を持って〜大丈夫だよ〜ってヨシヨシしてあげたくなりました。
植村さんの息子さんがこの町で過ごしてきた日々をミナト先生が想像しながら語るシーンはマジでガチで泣いちゃった。このシーンで日長町の景色のプロジェクションマッピングが映る。
当事者の植村さんから「これからは自分のために生きてほしい」って言われたりとかさ〜好きな人、ゆりこ先生から「また帰ってきたら、何も知らなかった顔でようこそミナト先生って言わせてください」ってセリフでミナト先生が泣き崩れるシーンはもう無理〜って感じでした。見事なタイトル回収でした。
相葉くん
2019年の5×20以来、3年ぶりの生自担だったんですが、彼が登場した瞬間、本気で涙が出ちゃって、私がお金を使い出したはじめてのアイドルさん、元祖じゃ〜と思いながらしみじみしていました。だってかっこいいんだもん…
最初の方のセリフで甘噛みしちゃって、ウヘヘってちょっと笑ってしまった相葉くんがかわいくて最高でした。
雑記
今まで、重めなハードな舞台ばかり見てきたので、人が死なないし、話もそんなに重くない舞台で心がめちゃくちゃ洗われました。癒されました。この舞台も多少の重めな要素はあるけれど、私が今まで見てきた作品に比べると全然軽くて、謎の安心感がありました。
全体の感想
なんかもうただただ素敵としか言いようがない舞台でした。相葉くんの人柄だからこそ成り立った舞台だと思います。
東京千秋楽だったのでやはり相葉くんからご挨拶がありましたよ。本当に誰一人、演者さんもスタッフさんも体調管理をしっかりなさって、中断することなく走り切れたのはよかったです。マジで。これから大阪行ってらっしゃい!大阪公演も頑張って!