カウンセリングの日⑤、⑥
※性虐待被害、性犯罪被害によるトラウマ症状やフラッシュバックの不安のある方はお控えください。
今回はジャニーズ事務所の会見についても触れています。
今日は、再開してから7回目と8回目
2回分の記録です。
調子が悪く、7回目のあと1週間を開けずに8回目をして頂きました。
とにかく脳内がぐるぐるしていて、毎日苦しい。
性被害を受けた当人では無かった自分が抱えてきた苦しみ、しかし別の形で性虐待や性被害を受け続けていた自分の苦しみを言えなかった時間、治療に繋げてからも言えない日々、いまも毎日当事者たちと顔を合わせて働く辛さ、そんな自分と重ねてしまい苦しい。
ジャニーズ事務所の会見の記者の方の中には、勉強して知識を持って、ガイドラインに沿った発言をされる方も居る中で、ひどいものがあった。
当事者の会の会見の中で、服部先生の奥様が、マイクをとって、発言されたところで、涙が溢れた。
これでも、わからないの?伝わらないのかと。
怒りが込み上げてきた。
今回の件、性被害を受けた方も、記憶に蓋をしている方も、それすら自覚のない方も、立ち上がり被害の声を上げる勇気を持った方も、被害を外には出さずに自分を守る判断をした方も、そうしてきたけど迷っている方も、アウティングされてしまった方も、とにかく誰もが、今苦しさの中で、ひとり抱えて、自死してしまう人が出ませんようにと、それをただ祈るしかできない。
そんな悲しいこと、絶対にあってはならない。
有名なタレントさんたちが、自分自身は性被害を受けてはいなかったと発言されているけど、それは被害を訴えにくい言い出しにくい空気を生んでいると思う。
そして言えない自分を責める方もいるのかと想像してしまう。
今さらと、無気力になっている方もいるかもしれない。
悪いのは加害者。そして社会。声を上げることで、法も変わった。歴史が変わった。誰にも話したことはなかったけど、フラワーデモ、わたしもこの夏から自宅で参加している。
今回も、ちいさな声がおおきな風を起こして、1人でも残さずすくい上げて傷つき苦しかった心を、包み込んでもらえるような世の中への希望になって欲しい。と絶望に近い灰色の心で願ってる。
女性の件も出てきている。過去からあった話が、今こうなっているわけだけど、akb48など若い子のアイドルのプロデュースの仕方が嫌悪感しかない。
下着のMV、制服を思わせる衣装、いまは全てが気持ち悪いと感じてしまう。
異常だと思う。