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読書・映画

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読書・映画など文化、エンタメに関するアレコレについての情報を公開しています。 少しでもお役立ていただけたら嬉しいです。
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記事一覧

10月の読書記録 【15】

【この記事はおよそ2,050字】 10月に読んだ本を紹介 僕が10月に読んだ本に一言感想を添えて 記録を残します。 📘「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (ディスカヴァー携書) ✍一言感想 言われてみれば当たり前のことかもしれません。 でも、情報の波に溺れかけている自分には、ちょっとした浮島のような存在の本になりました。 手っ取り早く、ありふれた『クリシェ』に頼らず、細かな表現ができる日本語の素晴らしさで、自分の言

「好き」を言語化する技術 感想文 【14】

【この記事はおよそ650字】 📘「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない (ディスカヴァー携書) 『マジでヤバいから!』 って普通に違和感なく、感想として話してた自分に突っ込んでやりたいよね! 『んで?本の感想は?』 知らないうちに自分の言葉がさ、どっかで見たコメントと似たような事言ってたわけよ。 それって自分の気持ちが、知らん誰かのコメントに上書きされちゃってて、オレが感じたオレの言葉じゃなかったわけだよ。 『これ

「もうじきたべられるぼく」 【11】

【この記事はおおそ800字】 話題になっていたので読みました。 テーマソングも素敵なので紹介します。 内容 子どもと一緒に読める絵本です。 もうじき、自分が食べられることが解かっている牛が、最後に母牛に会いに故郷へ帰るお話です。 最後のメッセージが特に印象的です。 テーマソングもできました 2024年9月25日にテーマソングの配信が始まりました。 作詞はNHKをはじめ多くの歌手の作詞を担当している「もりちよこ」さん。 作編曲は歌手、ギタリスト、作曲家、編曲家

「赤と青とエスキース」感情文 【09】

【この記事はおよそ2,000字】 「感想文」のようにまとめた考えじゃなく 読んだ時の感情を書きたくなりました。 まとまりのない感情だけ書きます。 赤を青とエスキース 簡単な紹介 この作品は、2022年の本屋大賞で第2位に輝き、各サイトで高評価を受けていたので読んでみたくなりました。 作品は1枚の絵画「エスキース」を巡る物語です。 プロローグ、4つのストーリー、エピローグという構成です。 メルボルンの情景と登場人物の感情を目の当たりにしているような表現力で、作品に素直

「サウンド・オブ・フリーダム」から日本で起きている現実を考える 【08】

【この記事はおよそ2,050字】 まずは予告編から🎥 今、話題の映画「サウンド・オブ・フリーダム」 鑑賞した人、鑑賞予定の人、まだ知らない人 全ての日本人が知っておくべき現実を共有し考えたいです。 日本の行方不明者 まず、 警察庁が毎年公開している行方不明者状況より 「令和5年・行方不明者数・年齢層別」表です。 ①注目すべき30歳未満層が40%以上 行方不明者は合計で、9万人以上で増加中 特に多い年齢層が、10代と20代 20歳未満が20.9%を占める 次に

9月の読書記録 【07】

【この記事はおよそ1,350字】 9月に読んだ本を紹介 僕が9月に読んだ本に一言感想を添えて 記録を残します。 📘ザイム真理教 ✍一言感想 財務省を「ザイム真理教」とカルト的な組織にたとえ、強大な影響力と問題点を批判的に分析した作品。 緊縮財政政策が日本の経済成長を妨げ 政治家たちが「信者」になり 自分の信念すら変えられてしまうという。 日本経済を考える視点が学べる。 📘書いてはいけない 書いてはいけない――日本経済墜