さくらんぼのクラフティ(仕上げ)
今日はブリゼ生地を焼くところから
重石を乗せるときにタルト型から出ている生地が外に倒れないようにする
ピケはしない
防水(気持ち)のために卵塗ります。もうちょっと焼く
フチの高さは一定じゃないのはしゃーない
さくらんぼのお菓子で一番重要なのは、チェリーピッター(さくらんぼの種取り)です。まじで
瓶の中にタネ落とせる便利なやつじゃなくて、このパンチみたいな奴を使うときは
白いTシャツ絶対ダメ。赤い汁が飛び散ってちょっとしたシリアルキラーみたいになります
そしてタネは綺麗に洗ってオーブンで乾燥させるために空焼きしてタルトストーンと混ぜて、次回からタルトストーンのお仲間に
しっかり乾かさないとカビが生えるからね…(経験者)
タルトの底に穴開いていたり、フチの高さが均等じゃない時には
昨日の残り生地を使って補正します。焼いちゃえばわかんないから大丈夫
生地流す時は8~9割流して、オーブンに入れて数分したら表面がうっすら焼けて膜のようになるので、その内側に残りを流すようにしたら溢れにくくて良いですよ
たまにやっちゃうけど、外に生地が溢れるとせっかくのタルトがグニョグニョになるしオーブン汚れるし大変です
焼き上がりはちょっと膨らむけど、冷めたら落ち着きます。フチの補正も焼いたら気にならない
冷めたら上にシナモンシュガーをふります
さくらんぼにシナモン?って思うけど、ほんと美味しいんですわ
これもアルザスのお店で教えてもらった方法で、今ではシナモンシュガーふらないさくらんぼのクラフティなんて!って感じです
シナモンが嫌いじゃなければぜひお試しを
なんでシナモンじゃなくてシナモンシュガーかってのはわかんないけど
18cmのタルトで2パックのさくらんぼ
なんという贅沢な焼き菓子
地味なのに超贅沢な季節のタルトです。
毎年写真に残そうとするけど、さくらんぼのクラフティって全然美味しそうに写真に撮れない
食べると美味しいのにな
ちなみに、さくらんぼのクラフティは種を取らないでそのまま焼く方が美味しいそうです
種の周りが一番美味しいからなんだってさ。
試したことあるけど、私は食べやすい方がいいな…
ちなみにタルトを切り分けるときは、一度に切ろうとせず
まず表面に切り込みを入れ(切る時に果物が動かないようにあらかじめ切り込みを入れる感じ)
フチ部分に深く切り込みを入れる(フチが倒れないように)
最後に底を切り分けるように上から押し切りすると比較的綺麗に切れます
表面(果物)を切る→フチを切る→底を切るの順番
☺︎
美味しいお菓子を作るぞ☺︎