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トークイベントレポートの書き方
こんにちは。ぷーさんです。
先日トークイベントレポートを仕事として執筆しました。
(執筆したイベントレポート)
書くに当たって、方法やコツ、注意点などをまとめたので、共有いたします!
書く前にやること
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47258898/picture_pc_a1de2841bde4289d5ae7662e47233787.jpg?width=1200)
①最初に、記事を書く目的を明確化する。
「誰に」「どう感じてもらいたいか」(「どういう行動を起こして欲しいか」)
②目的が明確になると「伝えること」と「必要な要素」を逆算してあげれる。
③この要素で、記事の構成を作る。
基本的に下に用意した骨格に当てはめつつ、イベント内容を①、②の要素で作る、という流れになると思います。
基本骨格:
タイトル
導入書き出し
イベント情報概要(あるいはセッション情報概要)
登壇者情報
イベント内容
まとめ
締め
イベント参加前
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47258962/picture_pc_875f93a51751e43d3776ccc57b1e8ede.jpg?width=1200)
予習・情報収集
可能であればそのテーマについて自分なりに調べて、把握しておく方が聴講の時間をより有意義に過ごす事ができる
参加前でも書けるところは書いておく。
・自分なりのカタチを下書きで用意しておくと、イベント本編の執筆に集中できる。
・ある程度ベースのところは大体決まっているのでかける。
タイトル、導入書き出し、イベント情報概要、セッション情報概要、登壇者情報、締めやまとめ
・イベント内容本文は変動が大きい場所なので、イベント後に書く。
要素構成
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47259079/picture_pc_5b90d24611a68cd28e1c01b56218ce9b.jpg?width=1200)
①導入
「誰に向けられた、何を得られるイベントか(何の記事か)」を、100〜200文字程度でわかりやすく伝える。
書き手を明らかに!!
主催者、参加者、取材者
「私の役に立ちそうだ」と感じてもらう。
=読み手を置き去りにしない。
まったくイベントについて知らない読み手にも分かるように伝える。
(タイトルを工夫、写真活用、参加者インタビューなどを使用)
<切り口のヒント>
問題提起
時事ネタ
自分の参加に至った理由
どんな悩みを解決してくれるのか何のヒントが得られるのか等の読み手のメリットを具体的に記載する
イベントの結果
②イベント情報
問題意識、背景、目的、(どんな)誰か、何をするかを示す。
全体の流れ、登壇者プロフィール、サービス紹介など、読み手がレポの内容を理解するために必要な情報を記載。
③イベントの内容
一番伝えたいポイントを決める。
イベントの魅力がどこにあったのかを感度高く察知することが大事→書きやすくもなるし、結果的に読み手もここを読めばいいというのが分かるので、喜ぶ。
見出し
「結論」または「トピック」を書く。要点はコンパクトに
ストーリーを大事にする。
なれてきたら言葉を補ったり、段楽の順番を入れ替えて、ストーリーを意識する。
独自性を出す。
何を感じ何を持ったのか、自分なりの言葉で表現する文章が1行入っているだけでも、その記事は他の記事と違うようになる。
時系列でまとめる
「誰が何をしたのか」「どんな雰囲気だったのか」を効率よくまとめる。
話者の発言を箇条書きにしてまとめる形式もあり。
専門的だったり抽象度が高かったりして、読者が置いてかれそうな場合は、次の段落に移る前にここで話してるのはどういうことかを2,3文付け加えると、情報が羅列されてるだけのイベレポから一皮むけた感じになります。
リンク先に補足できる情報が載っている場合は、文章にリンクをつける。
特に依頼先のオウンドメディア内のリンクは最大限付ける意識をもつ。
(メディア内での回遊目的)
自分の名前が露出する場合は、名前のところにメインSNSのリンクをつける。(それを嫌がるクライアントは確認時に削除されるけど)
「さぁ、イベントスタートです!」と入っていると臨場感が出る。
メインにあたる部分のボリュームを大きくすると、羅列感が出なくて良い。
読み手もイベントに参加しているような気持ちでイベントレポートを読むことができる。
「数字」と「反応」でイベントの雰囲気を伝える
「イベントに◯人が参加した」、「質疑応答が盛り上がり◯分の尺がオーバーした」など、イベントの様子を数字を用いて伝える。
参加者の「反応」も会場の雰囲気をリアルに伝える1つの手。「参加者が積極的に質問をした」や「スライドが変わる度にスマホで熱心に撮影」など、参加者のイベント中のリアクションを加えることで、イベントの熱量を読み手に伝える。
参加者の声
その場でインタビューをする。異なる意見も使える。
twitterから集める。最初にタグの設計をしているところは、間違いなくtwitterでの感想がある。
写真
・会場全体、イベント中の様子、お土産→当日の雰囲気や体験をより鮮明に伝える。
・事前にイベント内容を確認し、撮りたい画を決めておく。多めに撮影。
・肖像権に注意。人の顔や身体を無断で撮影・公表することは、肖像権の侵害にあたる場合がある。
④まとめ
導入文で書いた「誰に向けられた、何を得られるイベントなのか」に回答する形で、このイベントで得られたヒントや解決策をまとめる。
イベント自体にポジティブな印象が残るよう、未来に向けて開かれた締めにする。
「イベントへの動線をつくる」こと。リンクをつけたりして、「クリックしてみてください」など行動を促す言葉が必要。
次回イベントの告知、宣伝、SNSアカウントフォローの導線も。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47259124/picture_pc_98cfdd67955c07106f14f15a42d49f52.jpg?width=1200)
***
最後に
いかがだったでしょうか。もちろん人によって書き方が全然異なるので、この通りにやる必要はまったくありません。ただ、今までに書いたことがほとんどなく、自分なりの型が見つかっていない型には、こちらの記事が参考になれば嬉しいです。
また、アウトプットすることで格段と理解が深まります。仕事として執筆するのではなくても、自分のnoteなどでまとめて公開すると、イベント責任者や登壇者にとってはとても嬉しいことですし、記事のシェアもしてもらいやすくなり、結果として仕事に繋がっていくこともあります。
「文章を書きたいけど、書く内容がない。」というかたは、何かのイベントに参加して、勝手にレポートするのも良いと思います。今はオンラインイベントが多いため、参加するハードルもかなり低いですしね。
それでは、頑張って文章をかいていきましょー!
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![ぷーさん](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/20269751/profile_a4982d26b0d89da65f3ef6912cc7295f.jpg?width=600&crop=1:1,smart)