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正面から向き合って「泣きたい私は猫をかぶる」
ほんっとうに僕は現実ファンタジーの青春ものが好きみたいです。今回はスタジオコロリド制作の「泣きたい私は猫をかぶる」を見ました。
一言で感想を言うとすれば「逃げても最後は向き合おう」ってことです。一回逃げても良いけど、もう一回向き合ってみたら何かが変わるかもしれないっていうメッセージを感じました。
主人公のムゲは強く振舞っているけど中身は普通の人間、傷付くことも多い。だから傷から少しでも逃げるために、猫になって好きな人の日之出に会いに行って、癒されたり、もっと日之出のことを好きになる。
でも日之出も日之出で、普段はクールにしているけど、中身は普通の人間。ちゃんと感情もある。でも、それを抑え込んでいる。
ムゲは猫になって日之出のことを深く知っていく。そのうち、猫でもいいやと思ってしまって、人のお面を奪われてしまう。
そのお面を取り返すために、いろいろな元人猫だったり、飼っている猫だったり、そして日之出に助けてもらい、多くの人に支えられているとムゲは思い、人に戻って、いろんな人を好きになってみようと変わる。
そういった話です。
いろんな人を好きになる、愛情を向ける。
その素直なところにグッとくるものがありました。
いろんな人に愛情を向けて生きていきたいと思えるようになりました。支えてくれている恩返しです。
以上で終わりです。
ご拝読ありがとうございました。