介護用エプロン
認知症の父親には、できるだけ自分で食べてもらうようにしている。
とは言っても、お粥をスプーンですくって食べているが、相変わらず居眠り飲食で目を開けずに食べている。
その為、スプーンが反対になっても、すくえなくてもエア―でたべている。
また、逆に、すくえても口にうまく入らずこぼしまくる。
そこで給水パットのシ―トの小さいものを首まわりに巻いていた。
しかし、毎回汚すようになり、お金もかかるのでエプロンを探してみた。
施設で良く使用されているエプロンは、首からストレートのなので、どうしても固形物の大きなものは、留められない。
そこで、見つけました。
エプロンの下端を折り込み、ポケットを作り、固形物までしっかりとカバーしてくれるエプロン。
最初、一つでまわしていたが、やはり、洗ってしまうとすぐに乾かないので、もうひとつ買った。
男性にあうのは、少し地味だったので、なぜか華やか過ぎて売れなかったのか、少し安い大きな花柄にした。
認知症の父親に、"新しいエプロン、もう一つ買ったよ。ちょっと派手だけど"と柄を見せると、ニコッと久しぶり笑った。
もうそれだけで、買って良かったと安堵した今日この頃です。
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