大阪中之島美術館「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」
大阪中之島美術館
「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」
2022年に開催された美術展のレポートである。
「わずか10年の内にこの世に送り出された宝物のようなロートレック作全ポスター作品31点を一堂に紹介」というなんとも贅沢な企画展だった。
ロートレックはまさに天才。
障がいを抱え、放蕩に明け暮れた短い人生を疾走したロートレック。
ロートレックの絵画には、彼自身の個性が横溢し、見る者を離さない魅力がある。
対するミュシャは秀才。
アール・ヌーヴォーの代名詞ともいえる滑らかな曲線美と古典的なデザイン性。そして優美な女性像。
僕は個人的にミュシャラヴァーなので、至福の時を過ごすこと請け合いである。
しかも天才ロートレックとの対バン。ロートレックの作品と比較すると、ミュシャの個性がより一層引き立つような気がしたのは僕だけだろうか。
新しい中之島美術館のハコも素晴らしく、満喫した。
中之島美術館でロートレックとミュシャを鑑賞の後は、歩いてリーガロイヤルホテルへ移動。
大阪の味を頂こうと「道頓堀今井リーガロイヤルホテル店」へ。
湯葉入りの鍋焼きうどんを注文。
何と言っても出汁が素晴らしい。
その上、よく煮込まれたうどん、鴨肉や炙り穴子、練り物、生麩、煮含めた椎茸などの具材との調和が抜群。アツアツでフーフーしつつ箸が止まらない。
名物に旨いものあり。
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