1989年に『ナショナル・インタレスト』誌に掲載された”The end of history?”という論文をもとにした著作。リベラル・デモクラシーは人類がたどり着いた政治思想・政治制度の最終形態であり、「歴史の終わり」が訪れたと主張する。
【内容】
① 近代科学の導入と経済の自由化は歴史的必然である
② 政治的民主化は経済的自由化の必然的帰結ではない
③ 歴史のプロセスは「承認を求める闘争」であり、市民を平等に承認する民主制が政治制度の最終形態となる
④ リベラル・デモクラ
胸の膨らみと世界のあり方についての思春期女子のよくある悩みを聞きながら今日も酒がうまい。
【以外ネタバレを含む】
"Ghost in the machine"とは、デカルトの人間観を揶揄したギルバート・ライルの言葉だ。「心は身体の中にありながら身体を支配する」とする機械論的な心身二元論に対して、「そのような考え方では、我々の自意識について『機械の中に幽霊が住んでいる』としなければ説明がつかない」と批判する。
「機械の中の幽霊」は「シュレディンガーの猫」と同じ運命を辿る。すな