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【ゆったりしたお金持ち-90】目的のない貯蓄の強み
貯蓄をする動機づけとして、目的を掲げることはとても大切です。
車を買いたい、住宅ローンの頭金にしたい、留学したい、習い事を始めたい、推し活をしたいといった感じで何か目的が定まると、必要な金額が分かり計画も立てやすくなります。
しかし、ゆったりしたお金持ちの人に聞くと、目的を持って貯蓄に励むよりも目的のない貯蓄をすることの方が人生のあらゆる場面で強みを感じられるといいます。
目的もなく貯蓄をすることができるということは、自己の欲求をコントロールすることができるということでもあるからです。
また、目的のない貯蓄というのは何に使ってもいいお金ということにもなりますから、それは生活の安全圏を広げることにもなるのだそうです。安全圏が広いということは、思考や行動に余裕が生まれ人生における選択肢が広がるということでもあるのです。
さらに、ピンチのときにも慌てることなく対処することができるので、いざという時に役に立てるという考え方もできます。
急にお金が入用になったら、急激なインフレに見舞われたら、突然リストラされたら、転職したくても明日からの生活基盤が不安定なままでは思い切った決断をすることができません。
しかし、貯蓄によって半年ぐらい働かなくても何とかなるという余裕資金があれば、焦って決める必要はなく、自分が納得のいく選択肢を選ぶことができるのです。柔軟性を持って軌道修正をすることもできるので、本来ならば待つべきタイミングで焦って行動してしまい、結果として失敗したり損をしたりすることを回避することができます。チャンスが来るのを待つことができれば、絶妙のタイミングで即座に飛びつくこともできるのです。
それだけ安全圏を広げておくということは、様々な場面で幸運に恵まれやすくなり、その分幸福度を高めることにもつながるのだそうです。
まさに、備えあれば憂いなしですね。