【ゆったりしたお金持ち-85】表現力も豊か
ゆったりしたお金持ちは経済的に豊かなだけでなく、表現力においても豊かな人が多いと感じます。
ただし、どのような感情においてもという訳ではありません。人に不快感を与えるような表現はせず、「嬉しい」「楽しい」「ワクワクする」「感動する」「感謝する」「明るくなる」「元気が出る」といったようなプラスの事柄に対しての表現が実に豊かなのです。
言葉や表情に出して相手に伝えるということに対して、とても能力が高いと思います。
せっかく心で思っていても、その気持ちが相手に伝わらなければもったいないですよね。
そのため、表現力が豊かであることは経済的に豊かであることと同じように貴重なことだと思います。
心で感じたことをストレートに表現するのが恥ずかしいような場合もありますが、心地良い程度にオープンに表現することができたら、とても素晴らしいことだと思います。
人の心の内は何となく推し量ることができるときもありますが、言葉や表情に出して伝えてもらえると、より分かりやすいですし誤解が生じにくいですよね。
言わなくても分かるだろうと相手に委ねるのではなく、その辺の手間は惜しまないのがゆとりのあるお金持ちの振る舞いかなと感じます。
いつもストレートにポジティブな感情を表現してくれるような人と一緒にいると、こちらも同じように表現しようと思わせてくれます。それを積み重ねていくことで、自然と振る舞えるようになるのかもしれません。
どれだけ表現力が豊かな人でも、ゆとりのあるお金持ちは「悲しい」「辛い」「苦しい」といったようなネガティブな要素はあまり表に出しません。
自分がどれだけ苦しい状況にいるかということを分かって欲しくて、必死で伝えようとする人もいますが、ゆとりのあるお金持ちは愚痴ったり悩んだりする時間がもったいないと思っています。
そのため、そのようなことに時間を割くぐらいなら、この現状からどのようにして抜け出そうかと考えることに時間を使います。
常に、人生を楽しみたいと思っている人が多いので、時間の使い方にも独特の考え方があるのです。
また、自分の愚痴に他人を付き合わせることで、他人の時間を奪ってしまうことも避けたいと考えています。
お金も時間も、せっかくならポジティブなことに使いたい。これが、ゆったりしたお金持ちの根底にある考え方なのだと思います。
幸せな気持ちになる言葉をたくさん持っていること、それらを自由に操ることができることは、人生も豊かにしてくれるのですね。