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【ゆったりしたお金持ち-109】気持ちよくお金を使う

頑張って働いて得られた収入はとても大切なものですので、できるだけ有意義に使いたいと考えることがあると思います。

あるお金持ちの人は「お金を使う際には、気持ちよく使いたい。」と言っていました。

罪悪感がよぎったり、迷いが生じたりしながらの消費ではなく、堂々と気前よく使いたいのだそうです。

お金持ちの人でも、消費に消極的な人はいます。どれだけたくさんのお金を持っていても、手元のお金が減ることに嫌悪感を抱くようなケースです。

そのような人は、消費してからもずっと「もっと安いものがあったのではないか。」「高い買い物をしてしまった。」「やっぱりやめておけば…。」とあれこれ考えこむようです。

ゆったりしたお金持ちに関していえば、お金を使うときにも一種のゆとりを感じます。

前述の「気持ちよく使いたい。」と言っていたお金持ちの人は、自分が消費をする際にお金を気持ちよく使えるように、日頃からせっせとしていることがあると教えてくれました。

1つは納税で、2つ目は寄付です。

納税については、頑張って働いて所得が増えれば納税額も増える、消費をすれば消費税を、固定資産を保有すれば固定資産税を、投資をすれば利益に対する税金をそれぞれ納めることになるので、自分は納税することで国に貢献しているという自負が生まれるのだそうです。

寄付も同様で、社会に貢献する意味で継続して行っているそうです。

その残りのお金を自分や家族のために使うので、堂々と気持ちよく消費することができるのだそうです。

世の中には、脱税などの悪事を働いて手元にお金を残そうとする人もいます。自分のためには贅沢をするけれども、他人には使いたくない、寄付行為などは損だと考えてやらない、という人もいます。

お金に対する価値観は人それぞれですので、使い方にも様々な考えがあると思います。

納税や寄付などの裏付けされた事実によって、お金を気持ちよく使うことができるというのは、とても幸せなことだと思います。

その幸福度がさらなるゆとりにつながり、ゆったりしたお金持ちは益々栄えて、さらなるゆとりを手にしていくのかもしれません。

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