教室運営で大切なこと〜挨拶〜
こんにちはぽんすけです。
読んでいただいてありがとうございます。
私は大手の個別指導学習塾で働いていました。
フランチャイズ契約をしている会社でしたが、そこの社長は本社の顧問をしている会社でした。
そんな社長の元で5年間働いた経験を元に、教室運営で大切だと思うことを書いていきたいと思います。
今回は生徒が来た時、帰る時の挨拶について書いていきたいと思います。
出迎えは子どもたちより先に挨拶
出迎えの時は必ず子どもたちより先に挨拶し、声をかけてあげましょう。
子どもたちは好きで塾に来ているわけではありません。中には、凄く意欲的な生徒もいるかもしれませんが、ほとんどの子どもたちは親に言われて塾に通っているのではないでしょうか?
また、そうでなくとも。朝早く起きて、1日学校で授業を受けてきた後なのです。もしかしたら、体育も音楽も無くて、1日中ガッツリ勉強してきたかもしれません。先生に居眠りを怒られたり、友達と喧嘩したり、部活でさらに疲れたり、そんな中家にやっとのことで帰り、そこから
「これから、塾かよ。なんでこんな疲れてる日に塾なんてあるんだ……。」
と重い足を動かして塾にきているかもしれません。
そんな時、少しでも「来てよかった!」と思ってもらえるように、笑顔で楽しく会話をしながら出迎えをしましょう!
見送りは防犯の意味でも重要
見送りをする目的は2つあります。
1つ目は出迎えと同じく、「来てよかった!」と思ってもらえることです。
最後のイメージというのはとても重要です。
もし、出迎えをちゃんとして、授業もできない事ができるようになって、休憩時間も楽しくおしゃべりしていたとしても、帰る時に誰にも見送られず、1人で寂しくドアを開けて帰ったとすると、どうでしょうか?
なんか、あんまり時間だったなぁと思えない気がしませんか?
終わりよければすべてよし
という言葉があるように最後のイメージというのはとても重要です。
担当の先生や出入口近くの先生は必ず帰る生徒には声をかけましょう。
もっというのであれば、担当の先生は授業が終わってから、帰るまでそのまま出口まで会話をしながら見送るのがベストです。
2つ目は防犯上のことです。
例えば、誰も気づかない間に生徒が1人教室を出て帰ってしまったとします。
その数分後、「すみません。○○の母ですが、娘はまだ教室にいますでしょうか?いつも帰ってくる時間になっても帰ってこないので、心配になって…」
と電話がかかってきたらどうでしょう?
こんな時、塾は「大体、30分ほど前に塾を出ましたね。」や「今日は居残りをしていて、ついさっき教室を出られましたよ」と答えられなければいけません。
いつの間にかいなくなってました。では、危機管理の面として苦情が来てしまいます。
なので、誰か1人は必ず生徒を見送り、誰にも見られずに帰る生徒がいないようにする必要があります。
さて、今回はここまでにします。
1口に挨拶といっても、声のかけ方や話す話題でその日の生徒へ与える印象も変わります。
また、入ってきた瞬間の生徒の様子を把握することで、その日のコンディションが確認できることもありますから、挨拶は大事にしましょう。
では、次は授業準備編を書きたいと思います
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