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生理について知って欲しい②【ナプキン、世間の無理解編】





こんにちは。

欲しいこだわりナプキンが品切れで、
落ち込み気味のポンサオです。



お金もかかるし、
自分に合わないナプキン使うと不調も増すし、
あと3、4時間に1回は変えなきゃいけないのめんどくせぇ〜〜〜〜〜〜
となる。




しかし自分の体にこだわってあげるのも、
ひとつの愛なので運命を受け入れて工夫していくしかない。



それが女の体を持って産まれてきた宿命であります。




前回では
生理についての基礎知識、身体の不調の具体例について語らせていただいた。





今回はナプキンについて、世間からの無理解問題をこちらで語らせて行きたいと思う。


②生理の辛さ-ナプキン編-


冒頭の不満でも書いたが、
ショーツに付けて血の漏れを防ぐためのナプキンはそのままだと不衛生なので、

3、4時間には1回変えなくてはいけない。


赤ちゃんのオムツとかを想像していただくとわかると思うか。




ここをサボると、
皮膚炎や感染症の恐れがある。

あと単純に気持ち悪いので変えたい。



寝る時は5時間以上でも大丈夫な
「夜〜多い日用」というものを使っている。


昼間は夜ほどガードする必要はないので、
別売りの小さめのナプキンを使う。(普通用、昼用)


人によったら昼間も多くて不安があるので、
「昼の多い日用」というものを使う。





まとめると

昼用(普通)が小
多い日の昼用が中
夜用が大


という分類だ。

サイズは必ずパッケージの側面や表面に書いてある。




更に出血量が多い人のために
特大サイズだったり、オムツタイプのものも存在する。





間違えてはいけないのが、「おりものシート」


画像はソフィさんのおりものシートさんより。




おりものとは生理と違って、
血ではない、微妙な色の液体や固形物が出る時のことだ。


子宮の潤いを保って菌の侵入を防いだり、
子宮の汚れを排出したり。



生理が本格的な起動だとしたら、
おりものはメンテナンスだ。



だから分泌物もそこまで多くない。



よっておりものシートは生理ほど汚れる訳では無いので「めちゃくちゃ薄い」ということに気をつけよう。



生理ナプキンを普通のせんべいだとしたら、
おりものシートは炭酸せんべいだ。


極薄なので、生理の時にはおりものシートは使えない。

(オーガニックコットンハーモネイチャー様より画像を拝借)




身近な女性に「小さいナプキン買ってきて!」
と言われても、おりものシートを買わないように気をつけよう。



そういう時は、生理用ナプキンの普通サイズ(昼用)を買ってあげるのが正解だ。






また生理用ナプキンには「羽つき・羽なし」という表現がある。

必ずパッケージに表記がある。




「羽つき」ナプキンとはショーツから剥がれたり、
よれて漏れないようにショーツに固定するシールが付いているバージョンだ。

「羽なし」はその逆だと思ってもらったらいい。


(イラストでいうと右が羽つき)




このシールのことを「羽」と表現する。



羽つきは安定するので重宝するが、
羽なしよりも若干値が張る。



出血量が多くて不安があったり、
仕事等で激しく動く人、
スポーツをする人、
または夜用で寝相が結構激しい人は
羽付きを選びやすい。


こちらも「ナプキンを買ってきて!」と言われた時に確認してあげると好感度はかなり上がる。



なんせ1年を通して大量に消費するから、
費用が馬鹿にならない。
  



人によったら経済的理由で羽なしを選ぶこともあるので
急にお使いを頼まれた時のために身近な人のこだわりをちゃんと理解しよう。





ナプキンの他にタンポンという直接膣に埋めるタイプもあったり、(月経カップというものもある)

オーガニックコットンの高級なナプキンがあったり、

布バージョンのナプキンがあったりと他にも変わり種がたくさんある。



男性諸君もドラッグストアやAmazon等で実際に調べてみても良いのかもしれない。



そして滅多にあるかはわからないが、
なんらかの緊急事態が起きて男性がナプキンの処理をする場合、

「トイレに流せるものでは無いので気をつけよう」


確実に詰まる!!


正しい処理の仕方は、

新しいナプキンの包み紙に使用後ナプキンを丸めてシールで止めて




トイレ内に置いてるサニタリーボックスなどに貯めて、


こういうやつ(色んな形状がある)



いっぱいになったら小袋ごとに口をくくって
初めて燃えるゴミに投棄できる。

(小袋は透明より、色つきが良いとされる)


そのままナプキン単体でゴミ箱に捨てたり、
サニタリーボックスに貯め続けると良くないので注意しよう。



④生理の辛さ-世間の無理解編-



生理の辛さは、身体の不調やナプキンだけではない。
ジェンダー問題のような世間の無理解に突如襲われることもしばしばある。



身近な例で言うと、会社だ。



私の働く会社にも「生理休暇」というものが存在したりするが、
そもそも「生理」なんだと色んな人にバレてしまう仕組みが不快だったりする。




なのでほぼほぼ皆使わず、動けない場合は「体調不良」とごまかして休む。


「生理の話をすることは、恥ずかしくて汚らしい事だ」という風潮が残念ながらあるので、
そんな社会の中で「生理休暇」なんてストレートすぎる名前が入ってると困惑するということを理解して欲しい。




ドラッグストアでナプキンを買うと、
紙袋や黒い袋に分けて入れられるが、
正直他の買い物と同じ扱いにして欲しいのだ。(バレるところか逆にアピールになるくらい目立つので)


普通に他の買い物と同じ扱いしてくれた方が、バレにくいし自然と違和感なく持ち帰ることが出来る。




こういった不満が溜まりに溜まって
昨今のデモや社会問題定義で爆発することもある。



(実際にこのドラッグストアの紙袋・黒袋問題はデモが起こっている)



こういった原因は教育が深く関わっていて、
保健体育の生理の授業になると男子は追い出されてしまう現状があるからだ。

今の教育は少し変化があるかもしれないが、
少なくとも社会人の世代は男子のみ追い出されていた場合が多い



これも「恥ずかしいから」という概念から来てしまっている風潮なんだけど、
そのせいで社会的に生理を受け入れづらい現実を作り出してしまっている。


そうしてナプキンのお遣いを頼まれても「どれを買えばいいのか分からない」という現象が起きたり、



パートナーの生理に無理解のまま喧嘩や離婚につながったり、



時には先程のデモのように深刻な社会問題にまで発展してしまう事もある。





時代と共に働く女性が増えてきたものの
まだ男性がルールを取り仕切っている場合もたくさんあるので、
そこら辺の無理解が大きな歪みを産むケースも多い。




こういった事は個人でどう出来る問題でもないが、
今までの話を踏まえて目の前の女性達に男性はどんな工夫がしてあげられるか。



どうしたら生理の不調をやわらげつつ、
一緒に生活できるのか。
または仕事しやすくなるのか。



話し合うのも良い機会なのかもしれない。




女性側も今わたしがしているようにパートナーや家族に説明してみたり、
しんどい時は無理をせず近しい関係の男性にもしっかり伝え、 ちゃんと頼れる自分になるように努力することはあると思う。

ジェンダーという言葉を耳にすることが多くなってきた昨今、
時代の流れ的に誰もがそこら辺を考えざるを得ない状況になってきた。


男性にとっては「急に騒ぎ出して、煩わしいな…」とプレッシャーを感じる事もあるかもしれないが、

それ以上に女性は嫌という暇もなく常に煩わしさと戦ってきた現実がある、という事実を知って欲しい。





もう平成昭和それ以前のように差別や無理解に苦しまなくてもいい時代に突入してきた。




お互いの歩み寄りが、未来の生きやすさを作っていくのだ。





ということで、


かなりヘビーな内容にも突っ込んで話してみたが
こういう機会がない限り細かく語ることも無いと思うので思い切って踏み込んでみた。




思い切らなくても気軽に異性とこういう話が出来るように良いようになったらいいのにな…
(セクハラ的マインドなく)




次回はもっとマイルドに前向きな話題を。
「生理でよかったこと」を話していこうと思う。


パート3へ続く

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