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採用ROIを高めるには?
前回「採用ROI考察のおすすめ」にて、採用ROIとは何か述べました。
採用ROIとは、採用にかかる投資を成果で除した、採用に係る投資効率指標となります。
では採用ROIを高めるにはどうしたら良いか?今回はこの点について述べてまいります。
こちらもシンプルに解釈することができます。
採用ROIを変動させるには、以下の要素を改善する必要があります。
1.投資額と投資期間
2.社員が生み出す付加価値の額と期間
「1.を少なく・短くして」「2.をより多く・長くする」ことで、採用ROIを高めることができると言えます。
1.を分解しますと、以下①と②に分かれます。
①いかに投資額を減らすか
具体的には、
・採用経費を圧縮する
・他の組織を巻き込み採用スピードを早める
②社員の独り立ちまでの期間を短くするか
具体的には、
・社員目線でのオンボーディング
・情報流通性を高める
・1on1などの徹底
などが挙げられます。
2.を分解しますと、
①個人成果の最大化(売上や価値)
具体的には、
・適切な目標設定
・強みを活かした配属
・組織内のコミュニケーション活性の最大化
・情報共有風土情勢
②活躍期間の長期化(成果を出しながら長く会社に所属してもらう)
具体的には、
・安心して働ける各種社内制度や環境づくり
・ミッション、ビジョン、などの指針の見える化
・自社での就業が良いキャリアを描いていくと思える機会提供
・皆が腹落ちする評価や報酬
などが挙げられます。
こういった取り組みにより採用ROIを高めていけるのではないでしょうか。
結論:「1.を少なく・短くして」「2.をより多く・長くする」ことで、採用ROIを高めることができる。
本noteが、少しでもご覧になっていただいた方のお役に立ちましたら幸いです!
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