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読者は著者のエネルギー源

こんにちは。

遠海 春です。


まえおき:読者がついた

最近ですね、私の小説に読者が付いたんです。
インターネット上の読者ではなく、直接お会いすることのできる大学の友達が、読者になってくれました。

「読みたい!」

そう言ってくれた時はもう心の底からうれしくて。
ニヤけた顔を見られていないか、今も不安で仕方がないくらいにはうれしかったです。

私って嬉しいことがあると結構、変な顔したり変な笑い方したり、本性が見え隠れするような人間なので心配です。

読者がいてくれることのメリット

その1「モチベーション」

先述したことももちろん読者が付いたことによるものなのですが、まだもう何個か嬉しいことがあります。

読者がついてくれることによって、
「読んでくれる人がいるから書きたいな」
とモチベーションにつながります。

私にとってはかなり重要で、実際、筆の乗り方が違います。

私が執筆してきた小説は一部を除いてだれの目にも触れていないものが大半なのですが、読者がついてからの小説と比べてみると出来栄えも違って見えます。

その2「修正稿を出すようになる」

小説を書く人間なら一度は手入れするものだと思います。
私は日の目を浴びない小説を量産してきた人間だったので、修正したりというのはあまりしてきませんでした。
自分のためにしていることですから。

しかし、読んでくれる人がいるからには、いいものをお届けしたいと思い、私は修正に修正を重ねるようになりました。
割と多くの修正点が見つかったりするので、ありがたいです。

その3「今後の参考になる」

こんな風に感じた、こう思った。
ありがたくも、感想をいただくことがあります。

この感想は、とっても役に立ちます。モチベーションの面でも、小説の改善という面でも。
読者の感想というのは、私の小説を映す鏡のようなものです。読者が本を読んで、「このように読者に映った」ということが目に見えてわかると、小説の存在意義にもなりますし、「こんな風に映したいから今後はこうしよう」という改善策を見つけることができます。

私の小説でうるっと来た人が読者の中にいらしたのですが、その報告で私がうるっと来ました。
まごうことなき、きれいなもらい泣きですね。

その4「小説に存在意義ができる」

先述したように、感想をもらえて初めて私は小説に存在意義ができたような気がするんです。
そんなことはないはずなのですがね。私は思うところがあって小説を書いているわけですから。

でも、感想をもらえると、その小説で人の心をうごかして、感想を書くために時間を使おうと思って行動してくれた。
ということになります。

私はそれが何よりもうれしくてたまりません。

「書いてよかった」と思うことで、その小説に存在意義ができるとするなら、感想を読んで私は「書いてよかった」と思っています。

私が贈る小説は基本的に自信がありません。胸を張って自信作だといえるものはあまりないのです。
それでも、読んで感想をいただくと、「書いてよかった」と思い、小説に存在意義が与えられるわけです。

結局、読者はありがたい存在

これ以外にも感覚的にはなりますが、メリットは無数に存在して……。
とにかく、うれしいんです!
読んでくれることが!

私の小説に時間を割いてもらうのは、今でももったいないような気がしていますが、読みたいと言ってくれるなら、ありがたい話です。
そして感想までいただけるなんて!

次も読みたい、と思っていただけるような小説を書きたいと思っています。
というか書きます。読者がいる限り。
もちろん、noteもフォロワーさんがいらっしゃる限り、続けていこうと思ってます。気まぐれではありますが!

やはり、小説というものは著者と読者があってこその存在です。
感想をいただいてそう思いました。
長いお手紙みたいです。

この記事を読んでいただいた皆さんも、ありがとうございました。


これからも走れるところまで走るつもりです。

あと、今年中に何かいいお知らせができたらなと思っています。


それではまた。


遠海 春


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