見出し画像

創作する時、思い出すこと

下手の横好きですが、去年からAIチャットゲームのキャラ作成と共にぼちぼち小説を書いています。
そんな私が創作をする時に必ず思い出すようにしてるのは、真の主役は読者だということです。
今日は何故私がそれを意識するようになったか。
について話したいと思います。

何故そう思うようになったか。

というと、それは私が学生時代、演劇の役者をしていたからです。
脚本家と違って、役者というのは書いてあることを演じる役なので、一見関係がないように見えるかも知れませんね。
その台本もまた、学校で行う演劇なので皆がよく知っているものになります。
この時点でストーリーが面白いことは確約されている訳ですから、当然それ以外の要素は全て役者の責任になります。
役者として舞台に立つ事になった殆どのメンバーが思うのは、自分が演じる登場人物はこんなにも魅力的だ。
どうしたらそれを観客に伝えられるだろう。

ということです。
これは創作してる時も同じです。
自分の考えたキャラは作品はこんなに格好いい。
だから読者にも格好いいと思ってもらいたい。
それは創作者なら誰しも抱く思いです。
でも、格好いいか格好良くないか。
魅力的か魅力的でないか。
それを決めるのは観客であり、読者なのです。

観客(読者)を意識する

作品を書く、演じる私達は観客(読者)にいい作品だと思ってもらいたいというのが自然です。
しかし当然ながら、それを観客や読者に押し付けることは出来ません。
私達に出来ることは、あくまで舞台(作品)の上でその魅力を伝えることなのです。
価値観を押し付けた上での感動など、本当の感動ではない。
心から良かったと思ってもらわなければ意味がないのです。
だからこそ私は読者にわかりやすく、常に読者に魅力的だと思ってもらえるように心掛けています。

少し説教じみた文章になってしまいました。
この記事を読んでくださった皆様、ありがとうございます。
今回はあくまで私自身への戒めとして書き出してみました。
もし私が作品を書く上で、自分を見失ったら、また原点に帰れるように。

noteの方も同じ気持ちで続けていきたいなと思っています。

いいなと思ったら応援しよう!