今になって本を読みたいと思った理由

今になって本を読みたいと思った理由

高校生のときに本を読まないと誓ってからかなりの年月が過ぎたが、どうして今になって本を読みたいと思うようになったのか。その理由は些細なものだった。


1.本好きな人の影響

まず、身近に本が好きな人がいること。その人の部屋の本棚にはいつもたくさん本が置いてあり、タイトルが気になる本や漫画をチラチラと見るうちに、本を読む面白さを改めて感じることができるようになってきた。

もちろん難しくて全然読む気にならない本がほとんどで、ごく稀に気になる本があったという程度であるが、まったく読まないと少し読むではかなりの違いがある。


.高校生からの影響

僕は教育業界で働いていて、大学受験のために勉強している高校生と毎日接している。

一生懸命勉強してどんどん知識を蓄えて成長している彼らを見て、自分も勉強して知識を増やしていきたいという気持ちになってきたのかもしれない。

大人になっても勉強をし続けることの大切さに気づいてしまった。


YouTubeの影響

次に、YouTubeでメンタリストDaiGoの動画を見たこと。DaiGoがYouTubeで配信をしていること自体、あまり知られていないかもしれないが、今ではテレビに出ている人というよりはニコニコ動画を中心に活動していて、ネットで配信をしながら自由に生きている人になっている。

動画を見るようになったきっかけとしては、京アニの放火事件で被害者の実名報道の可否について話題になっていた際、DaiGoがもうテレビに出られなくなっても良いからと持論を主張した動画を見たこと。

面白かったので他の動画を見ていくうちに、DaiGoは講演会などでたっぷり稼いでいることがわかった。本人が言うには、知識は減らない。(ニュアンスはこんな感じだったと思う。)

たしかに、自分が溜め込んだ知識を人に伝えることでお金を稼ぐ仕事は、有形のモノを販売することと比べて自分の持っているモノが「減らない」のは納得できる。その上で、これからの時代、知識とネット環境さえあればどこでも生きていけるという言葉に感銘を受けた。

動画を見ているとよく本を紹介している。紹介した本がAmazonなどで売れると収益が入る仕組みなのだろう。しかし紹介している本はどれも魅力的に聞こえ、たまに読んでみたいと思う本も出てきた。

実際に本が読みたいと思えたのはこの段階だったのではないかと思う。そして、本が読めない僕が本を読めるようになったら面白いと思い、note(ノート)のアカウントを作って投稿することにした。

とても長い期間、本を読まずに生きてきた人が、あっさりと本が読めるようになるのか、それともやっぱり読めなかったと終わるのか、どんな結末が待っているのか楽しみである。

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