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フレディーに捧ぐ


2020年1月30日


今、日本でクイーンがコンサートをしてる!ロジャー、ブライアン、そしてアダムランバード。ああ、まるで夢のよう。。。(2020年時点のお話です)


あれは確か、私がまだ中学生だった頃。ハードロックのファンで、ディープパープルやスコーピオンズ、キッスなんかを聞いていた頃。特にパープルやレインボーで弾いていたリッチーブラックモアが大好きだった。

そんな時、クラスメートがあるLPレコード(懐かし過ぎ!)を持ってきて私に言った。

「ね、これ聞いてみて!すごく面白い!特にボヘミアンラプソディー!


それがクイーンとの始めての出会い。ハードロック一本やりだった私には、その曲はすごく新鮮だった。それ以来、大ファンとまでは行かなかったけど、そのクイーンファンの友人を通して興味が湧いてクイーンは聞きまくっていたっけ。

あの頃のフレディーは、こんなバレリーナみたいなのばっかり着てました。


確かその頃だったと思うけど、クイーンが始めて(2回目?記憶が曖昧)日本公演にやって来る!と聞いて、田舎の中学生の私達には、外人ロックスターのコンサートなんて、まるで夢の中のお話みたいで信じられないね、なんて言ってため息をついてたっけ。

高校に入って早速、ロック好きの友人と2人で、人をかき集めてへたくそなバンドを作った。ロックを聞いたこともないけどピアノが弾ける子、自分の父親が鉄工所勤務でその2階をバンドの練習に借りられるという子、とにかく目立ちたいからボーカルやりたいという子。とりあえず人数だけは集まり、私はギターとアンプをローンで買って、おかげで、朝晩の新聞配達のバイトを2年間する羽目になったっけ。

まともに弾けた曲は1曲もなかったけど、それでもみんなで集まって音を出すことが楽しかったし、何よりも、周りの男子バンドと知り合いになれることが1番楽しかった!音楽と男の子。ロックのおかげで青春できた。うん、ロック一本やりだった。

でも、時が経つにつれて音楽の趣味がポップに代わり、就職が決まり東京に出て、クイーンのことはすっかり忘れてしまってた。。


そして、最近やけに、ボヘミアンラプソディーというポスターが貼ってあるけど、それがまさかクイーンの映画だなんて思ってもいなかった。だってあの頃の記憶はあまりにも遠すぎて。

そして、実はそれがクイーンの映画で、おまけになんということか、フレディーが29年前に死んでいた、と知ったのだ!!

驚いて、悲しくて、クイーンを聞いていた頃を思い出して、毎日、毎日、涙が止まらなくなった。。もうフレディーが死んで29年も経っていたのに!!! 

私はフレディーのファンじゃなくて、ベースのジョンディーコンのファンだった。でも、私の青春時代のもろもろの思い出の中には、フレディーが一緒にいる。あの頃、大人気になったベイシティローラーズのエリックに憧れて、器楽部に入部して始めたバイオリン。文化祭ではベイシティローラーズやクイーンのメンバーの似顔絵の栞を描いて配ったら、フレディーがそっくり!と大好評だったっけ。私の青春時代の思い出は、フレディーの歌声のBGMと共に蘇る。


私にとってそんなフレディーだったのに、あんな風に亡くなっていたなんてことを知らずにいたことが、フレディーに申し訳なくて申し訳なくて、涙が止まらなくなったのだった。

ところが!今、ブライアンとロジャーが、アダムランバートと組んで、日本でコンサートをしてる!信じられない!まるで時間が戻ったよう!ああ、今度は嬉し涙が、いつまでも止まらない。。


そうそう、久しぶりに私の動画を貼り付けておきますね。ええ、まだ続けておりましたよ。なかなか手強いですねこれ。でも結構マゾ的快感を味わいつつ頑張っております。笑 ご覧になってみてくださいね。


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