観察日記235
観察日記235
おはようございます。
今日は「だれのための仕事――労働vs余暇を超えて」より。
ここ(「青い鳥」幻想)にあるのは、じぶんは未だ本来のじぶんに完全になりきっていないという感覚であり、現在ならば「〈わたし〉探しゲーム」とでもいうのという、じぶんをつねに本来の「自己」にいたる途上にあるものとして意識する心的メカニズムであり、そういうかたちでじつは欲望をどんどん再生産していく装置である。じぶんの存在がひどくたよりなく感じられるとき、ひとはそういう不安をかき消そうとして、もっとじぶんがじぶんらしくいられる場所がないかと夢みはじめる。別のところへ行けばもっとちがったじぶんになれる、ここでは不可能な幸福に出会えるという幻想を追いはじめるのである。
…そして現代では、この幻想が「じぶんらしさ」か「ほんとうのじぶん」、あるいは「個性的なライフスタイル」などといった標語となって、華やかなコマーシャリズムの世界からわたしたちの不安なこころに語りかけている。(p.26)
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